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車椅子ユーザーは「隠れ肥満」が多いって本当か??

脊髄損傷の方・車いすユーザーの方は、健常者以上に、健康の維持のために「運動が必要」というリサーチ結果があります。

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脊髄損傷で車椅子ユーザーの統計になりますが、BMI(身長と体重から肥満をみる方法)で脊髄損傷の男性85名を調べたところ
20%が肥満でした。
健常者の肥満者は、31.3%(平成28年 国民健康・栄養調査 成人男性)
あれ?健常者の方が肥満の割合が高い。

続いて、
あきらかな肥満(BMI25以上)とBMIでは肥満ではないが、内臓脂肪の貯蓄が疑われる(BMI25以下だが、腹囲が85cm以上)の
脊髄損傷の男性の合計は62%
健常者は55.3%(平成29年国民健康・栄養調査(厚生労働省)
脊髄損傷の方が追い抜きました。。。

見た目はやせているのに(座っててお腹の部分が見えないとかもありますが)、実はお腹のまわりは肥満だったり、内臓脂肪は多いという方が意外と多いのではという結果になりました。

さらに、2つの懸念事項も

1つは、脊髄損傷性サルコペニア(麻痺によって骨格筋が減ってしまうこと)により、見た目以上に筋肉・脂肪などの身体の中の構成的な部分では、さらに想像以上に脂肪が多い考えられます。

2つ目は、立って歩かない分、下肢の骨密度が極端に低い方が脊髄損傷の方もいらっしゃいます。中には、20%台や30%台(踵骨)の方も少なくありません。※一般的に70%未満で骨粗鬆症の疑いがあると言われています。
骨が軽い分、体重が軽くなっているためBMIが低くでているケース
骨が軽くなっているのに、その分脂肪がついてBMIは正常値だが、構成している内容が脂肪が多いケース
です。

自粛や在宅ワークが増える中、最近一歩も外にでない方や以前より運動量が減った方は、もしかしたら身体の変化に気づいているかもしれません。そう考えると、車いすユーザーは、実際に本当に1日中座っている状態なので運動量・労働量が少ないと納得できます。
なので、車椅子ユーザーは、健常者よりも健康維持するために、より意識して、積極的に運動することが必要だと考えられます。

じゃあ、どこで運動できるの?

しかしながら、車椅子ユーザーの方が気軽に運動できる場所ってどこにあるのでしょうか?

「床、傷つけてもいいよ!」と使わせてれる体育館
段差や階段のないスポーツジム
移乗しなくてもいいトレーニングマシン
だれでもトイレのある施設
車いすユーザーが乗り降りできる広い駐車場のスペース

運動した方がいいのは分かっているけど、運動できる場所は多くない。けどあります。

今回紹介させていただくトレーニングジムは、東京都江東区木場にある車椅子ユーザーのために作られたと言っても過言ではない、i-Self Workout(アイセルフ ワークアウト)です。
J-Workout内に併設されていますが、脊髄損傷の方だけでなく、健常者も誰でご利用いただけるトレーニングジムです。

セルフ型のジムなので、お好きな時間にきて、好きにトレーニングができます。

コロナ禍は、
同時に利用できる人数を制限(ご予約優先)や
利用者毎の全マシンのアルコール消毒
室内の換気をさせていただいております。
脊髄損傷の方だけでなく、健常者の方も誰もが安心してご利用いただけます。

体験や見学も可能ですので、ぜひお問合せください。
ご来館の際は、ご自宅での検温・体調チェックを行い、マスクを着用ください。ご協力よろしくお願いします。

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J-Workout
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