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追悼: 森永卓郎氏
昨日、森永卓郎氏が、遂に逝去された。遂に、というのは、氏自身が自ら、癌との闘病生活を、赤裸々に日々、公開されていたからだ。
亡くなられる前日まで、ラジオ番組に電話出演し、精力的に著書を出版し続ける氏の、そのあくなき信念と行動力は、有名な、手塚治虫氏が死の直前まで漫画を描き続けた姿勢に共通する、と私には思えた。自分が発信したい、伝えたいことは死ぬまで止めない、という、ある意味の頑固さ、こだわりは、日本人の特色であるとも思う。
大手メディアでは今現在、NHKの首都圏NEWS WEBと、ANN(朝日放送)NEWSチャンネル、TBS NEWS DIG POWERでネット配信されているが、森永氏が、かなり早い段階から死の直前まで、命を賭して発信し続けた、財務省の運営に関する問題や、JAL123便旅客機事故の真相については、その概要すら、一切触れられていない。
私は、森永卓郎氏のことは「年収300万時代を生き抜く経済学」著作の頃から、ずっと注目させて頂いていた。氏自身は帰国子女のエリート、東大卒の中央官僚出身でありながら、常に公正公平な立場から、日本人として、日本のあるべき姿に、こだわり続けた、その姿勢に心から敬服する。
忘れられることのない、森永卓郎氏のこれまでの言行に、深く感謝の意を捧げたい。