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日々感じたことを形に残して行きたいと思います。駐在先のインドネシアから帰国して半年余り…

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日々感じたことを形に残して行きたいと思います。駐在先のインドネシアから帰国して半年余り。 /I'll leave my memories and feelings here. I hope, someone feel something new from here.

最近の記事

玉木氏不倫報道に思うこと

本件に関し、私が非常な違和感を持ったことは、 13時の5分間のNHKニュースでさえ、この記者会見のニュースが、トップ報道されたことだ。 各テレビ局、主要新聞ネットでも同様に、速報又はトップ記事として伝えている。報道するなとは言わないし、言えない。ただ、この事実(もし事実であるとすれば)報道は、政治経済や海外情勢よりも、報道としての重要性や価値があるのだろうか。 不倫は現代日本では、それ自体は刑事罰抵触行為ではない。民事的な不法行為として、ご家族や相手との問題である。政治家

    • トランプ氏再び勝利(米47代大統領へ)

       私も、トランプ氏が勝利すると、当初から想定していた。現在では、様々背景を持つ方が発信している情報を、以前より遥かに簡単に、得られ易くなったことを、日々実感している。一先ずほっとした。少なくとも、これで世界はまた、新たな第1歩を踏み出せる。  ただし、今後の4年間は、急速な変化を、この惑星に生きる全ての人類が、余儀なくされることは、想像に難くない。もしハリス氏が勝っていれば、少なくとも後4年は、泥沼の世界各地の内戦や、各国のインフレ/増税の現状は続いたかも知れない。そしてこ

      • うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー

        1984年に公開された、伝説のこのアニメ映画を最近観た。一つの単体映画としての完成度に感心すると同時に、他の同時代のアニメを、今見直しても得られなかった、ある種の「懐かしさ」を、強く覚えた。 私には原作の「うる星やつら」(以下「うる星」や、原作者の高橋留美子氏の原作の面白さが、昔から、今に至るまで分からない。ただ、日本を代表する漫画家の一人であることは間違いない。原作の「うる星」は1984年迄、連載されたが、この後も氏のほぼ全ての作品は常に大ヒット、その時代を代表する漫画の

        • 森永卓郎氏 著「書いてはいけない」JL123便

          森永卓郎氏は、若い頃から好きな経済学者だった。「年収300万円を生き抜く経済学」には衝撃を受けた。 JAL123便の事故は、当時リアルで、テレビ放送や新聞報道を見た。当時インターネットはまだ普及していなかったが、その後、実しやかに「陰謀論」が語られ始めた。また時折、思い出したかのように突発的に放映される、TVの報道特集や、当時の記録を詳細に独自調査した方の書籍も、何冊か目にはしたが、手に取るまでには至っていなかった。 数年前に、あれ、と思ったのは、森永氏が、青山透子氏の書

        玉木氏不倫報道に思うこと

          『ハズビンホテルへようこそ』面白い!(但し子供と一緒に観れないのが残念)

          アマゾンプライム配信の『ハズビンホテル』の面白さは、 ①ミュージカル映画レベルの楽曲の数々 ②一見無茶苦茶に見えて念入りに趣向を凝らした背景設定 ③従来のアメコミ調の単純/3Dな絵とも、日本のアニメ絵の進化系統とも違う(但し、目がうるうるする等、影響は多分にある)、極度にデザイン化され たキャラクター にあると思う。 天国や天使が、全く「善」でも「正」でもない描かれ方をしているのも、 現代風で新鮮である。(特に天使の実行部隊のリーダーであるアダム(アダムとイブのアダム)の、

          『ハズビンホテルへようこそ』面白い!(但し子供と一緒に観れないのが残念)

          ジブリ: 君たちはどう生きるか??(ネタばれ有り)

          昨日封切りのこの映画。子供の頃からジブリ(と言っても、その頃はジブリという組織はまだなく、いや逆に、自身の組織を作る以前から、宮崎駿監督の才能はずば抜けていた)アニメと共に生きて来た私には、やはり観なければならないという思いもあり、観て来た。 案の定、原作はモチーフやきっかけに過ぎず、全編、氏の内面世界で彩られた、美しくも肉感的な、懐かしい児童文学ファンタジー風の物語が展開される。 コナン、カリオストロ、ナウシカ、ホームズ、ラピュタ、トトロ、魔女宅、もののけ、紅豚、千と千

          ジブリ: 君たちはどう生きるか??(ネタばれ有り)

          G7 HIROSHIMA SUMMIT/G7広島サミット2023

           縁あって広島県内に住み、そろそろ3年になろうとしている。広島市内で今週末に3日間行われたG7広島サミットは、その意味でも、とりわけ感慨深いものがあった。  情報技術が進み、又各国がバラバラに自国の利益を追い求める結果、ほとんど形骸化しつつあるサミットだが、今回のサミットは「日本にとって」非常に意義があったと思う。  ちなみに、海外ではほとんど注目されていない。海外でのニュースでは、ゼレンスキー大統領が対面参加したという点と、自国の首脳が何に焦点を当てたか、という点のみが

          G7 HIROSHIMA SUMMIT/G7広島サミット2023

          トランプ氏の起訴に思うこと

          今日日本時間未明、前米大統領のトランプ氏が、ニューヨーク州で起訴された。起訴された米大統領経験者は、米国初だという。 海外のメディアは、トランプ氏が裁判所に入って行く姿と、その後の検事の会見を一様に生中継していた。 会見中、検事は「Everyone stands equal before the law」と、法の下では誰もが平等である点を強調した。それは事実だと思う。ただ、司法が時の圧力に屈したり妥協したりすることは、よくある。今までは起訴したくてもできなかった、それが今、

          トランプ氏の起訴に思うこと

          ハーフマラソン大会初挑戦

          今日、生まれて初めてマラソン大会に出場した。 これまで無縁だった理由は、走っても疲れるだけだと思っていたことと、人と競争するのが元来余り好きでないことから。それが今回参加してみようと思った理由は、ハーフ(20km)程度であれば、完走できる位の体力の自信がついたことと、大会に出場すると、自分より速く走る方の走りを見られるのが勉強になるな、と思ったからである。 結果は、2時間5分切りの、1,300人中200番だった。少なくとも自分のタイムは中級者レベル、ということが分かり、初

          ハーフマラソン大会初挑戦

          クィーンエリザベス2世の死/The Death of QE2.

          皆、心の余裕がない中での、哀悼だったと思う。 世界はまだコロナの損失から立ち直っておらず、ロシアのウクライナ侵攻によって、状況は更に悪化している。国際間の分断は、かつての米ソ冷戦時代に逆戻り、どころか、もっと酷くなってしまったように思う。 ほんの数年前は誰もが、多少の争いや懸念・疑念は残しつつも、いずれ、世界は良くなって行く、なぜなら人類は、共に進化して行けるから、との、緩やかな希望を持っていたが、今や、風前の灯である。 そんな中での、一国の世襲の長として、第二次世界大

          クィーンエリザベス2世の死/The Death of QE2.

          安倍元首相狙撃事件の意味

          この痛ましい事件から1週間が経過した。献花する方々は絶えない。人の死を悼むというのは、高度に文化的かつ、人として自然な行為である。だから今回、体面を重んじる大国の指導者(陣営に関わらず)と、そして、最も近い国の、むしろ一般人の近い私達の心の方が、自然に動いたのだと思う。 安倍元首相は、今振り返って考えてみると「天然」の人だったと思う。政治家の家系に生まれ、自分を失わず、自らの素朴な情熱を、そのまま実行できた、稀有な人だと思う。戦後日本の政治家として、一心に日本の為と、国際平

          安倍元首相狙撃事件の意味

          間近に交通事故を見て

           昨晩、偶然訪れたコンビニに面した大通りで、交通事故が発生した。軽自動車と外車の衝突で、祖父と軽自動車に乗っていた8才の女の子が、死亡した。私が目撃できたのは車両だけだったが、軽自動車は、まるで火災にでもあったかのように、タイヤや外装の下部が全て外れ、鉄骨が剥き出しになっていた。一方外車は、前方エンジン部のみがきれいに潰れ、車内や後部は、全く無傷だった。  亡くなるのは、いつも最も弱く、小さな命である。この町の人は皆、驚く程交通ルールを守ることに、マナーの悪さで有名な町出身

          間近に交通事故を見て

          Uターン,Iターン (Live and work in home country, or favorite place )

          最近、仕入先の人からこんな話を聞いた。 以前は東京でバリバリ働き、自分の成果が次々と形になって、世に出て行くのが楽しく誇らしかった。だがある時ふと家族のことを考え、出身地の地方へと、家族ぐるみで戻って来た。確かに地方は、東京と比べると物も情報も少なく、又、自身は大学から東京へ出た為、友人も東京圏の方が多かったが、子供や、自分と配偶者の家族へは、地方に居た方が、より幸せを提供できる、と。 もちろん東京出身の人には、上記は当てはまらないが、私も地方出身者で、ある面では似たところ

          Uターン,Iターン (Live and work in home country, or favorite place )

          藤子不二雄〇A氏の死去に際して/Mourning for Mr.FujikoFujio〇A

          私が子供の頃は、「藤子不二雄」全盛時代で、毎日藤子アニメがテレビで放映されていた。今では、安孫子氏か藤本氏か、どちらの方がどの漫画を描いたのかが分かるようになったが、その頃は全て、「藤子不二雄」作、だったので、どちらの作品をどちらの方が描いたのか、すぐには分からなかった。 多く語られていることだが、藤本氏(藤子F不二雄)は天才肌で、安孫子氏(藤子不二雄〇A)は緻密な構成派というのも、今それぞれの方の作品を振り返ってみると、頷ける。お二人が互いに切磋琢磨し合ったからこそ、どち

          藤子不二雄〇A氏の死去に際して/Mourning for Mr.FujikoFujio〇A

          毎年移動するラマダン月(イスラム断食月)/Ramadan month is moving every year.

          今年も、イスラム教徒のメインイベントである、ラマダン月((日中)断食月)がやってきた。この行事が、暦的に、自分が面白いと思う点は、「月」のカウントが、イスラム暦(太陽太陰暦)に基づいている為、毎年10日程早く(前倒しに)なって行く点だ。私がラマダンを始めた頃は、まだ9月だった。大体、一回りして、元の西暦の月に戻るまで、約30年掛かる計算である。 一方、干支は、12年で一回りする。十干十二支で数えると、60年で一回りするので、60才が還暦である。 干支が、常に毎年同じタイミ

          毎年移動するラマダン月(イスラム断食月)/Ramadan month is moving every year.

          戦争を一刻も早く終わらせること。

          ロシアがウクライナに侵攻してから、既に2週間が経過した。どちらも一歩も引かない決意をしており、早くも泥沼化の様相を呈して来ている。 写真は、日本時間今日22時、キエフでは同日15時のライブ映像である。 初春の日曜の午後とは思えない位、人気の全くない都市の上空に、カラスの鳴き声と戦闘機の爆音のみが響き渡る、何ともやり切れない状況になっている。 日本は、120年前、ロシアと戦争をして、勝った。これは、事実である。当時の記録は、日本、ロシア、そして世界各地に、かなりの文献が残って

          戦争を一刻も早く終わらせること。