山口大学の国際交流の窓口を探して、訪ねてみた。
山口大学の国際交流の窓口を探して、訪ねてみた。
国際交流課が、障がい者と交流できるかな。
学長さんや役員さんがおられる棟に入ってウロウロ、何処に行ったら良いかなと迷ってる素振りをしていると、2階から細身の30代のくびからIDを下げたナイスガイ。
「すみません。国際交流の窓口を探しているのですけど」と声を掛けてみる。
「建物が違って、向こうの・・・」と言い、
「あ、じゃあ一緒に行きましょう」と。
手にされたクリアファイルには何か知らん書類があって、そんなに暇ではなさそう。
「お忙しいようでしたら、自分で行きますよ」と言ってみるが、
「ご案内します」と。
車椅子の徳さんと一緒にいるからかなぁ、とても親切。
山口大学!好印象。期待度大!
向かいの棟(かつて学生課があった場所、ちょっと悪い予感)に行く。
国際交流課、留学生支援課、何でも相談課との看板がある。
感じ良いなぁ、窓口でアイチャッチしてくれた女性が応対。
アスライフで印刷したA4の紙を渡す。(どんな文章かは、後述)
別の男性が来る。
「翻訳の依頼ですね」
「山口大学には多数の韓国人留学生がいますが、通訳翻訳を依頼するときには謝金(謝礼の別の呼び方か?聴き間違いでなければ内部の共通認識で通用する言葉)を払っています」
こちらも何もタダでとは思っていない。徳原農園の米、野菜でお礼をさせて頂きたい。
「お幾ら支払えばよろしいでしょうか?」(徳さん、払う?)
「この翻訳を大学の案件として扱うことは・・・」
あれ?
透明なんだけど、ものすごく厚いバリアを感じた。
誰か翻訳してくれる韓国人留学生を紹介してくれません?
それだけなんだけど。
「山口県国際交流協会というのがありまして、そちらが翻訳の業務を・・・」
僕はカッとしやすい性質で、カチンと来ちゃって
「ツマンネェ大学だな」と、出口に向かった。
こんな大学で、誰と誰が交流して、何が生まれるんだ。
「人文学部に在籍で語学に堪能で日韓交流に志があり、伊藤博文が生まれた山口県にある国立の山口大学に敢えて通っているような気骨のある韓国慶尚南道の青年がおりますよ。ただ毎日湯田の温泉旅館で毎朝毎夕布団敷きのバイトをしています。上手いこと翻訳ができましたら、多少でも謝礼として支払ってやってくださいませんかね」
こんな上手いこと言ってくれりゃ、おじさんは小躍りして喜んで、人文学部同窓会に寄付でもしたくなるんだがね。
山口大学の国際交流課は、今までの山口県庁、山口市役所、下関市役所と比して、最も素気なかった。
こんな大学でどこにどんなヤツが育つんだ!!と思った。
僕です。
山口大学の次は、山口県立大学に行ってみよーっと。
ゆめタウンでソフトクリーム食って、楽しい一日でした。
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