桃の天然水

2019年の初体験

いきなり言い訳をさせてもらうと、クリスマスから年末、お正月と、駆け抜けるように過ぎていき、やっと落ち着いたと思ったら風邪を引いてしまい、年末公開するはずだった記事を今日の今日までずるずる溜め込んでしまった。

言い訳もそこそこに、2019年に初めてやったことを振り返ります。

2018年の初体験はこちら▼

2月
・同棲
きっと同棲には向き不向きがあって、私は不向き側の人間だと思っていた。「7年以上1人で住んでたのに、今さら人と住むなんて無理!」という不安でいっぱいだった。

けどまぁ、意外となんとかなるもんだ。
お金のことだけはしっかりルールを決めたけど、基本的にお互い自由にやっている。

彼はとても自立していてありがたい。
だからたまに実家に帰って、父と兄が母にほとんど家事をまかせっきりにしているのを見ると「ありえねー」と思う。
時代は確実に変わっている。

3月
・スカイプ飲み

友人2人と同人誌をつくろう!ということで、スカイプ飲み兼作戦会議を何度かやった。
仕事終わりだろうが、うち1人が遠方へ転勤になろうが関係なく、なんて合理的な飲み会なんだと感動した。

「おやすみー」と電源を落とせばすぐ眠れ、交通費もかからず、帰りに気持ち悪くなって途中下車をすることもない。メリットしかないのでもっと流行るべき。

ハマりすぎた挙句、スカイプ忘年会までやってしまった。

4月
・カンボジア旅行

あまりの暑さに意識が朦朧としたことと、お腹を下した記憶が鮮烈すぎて、「しばらく東南アジアは遠慮したい」という気持ちになった。

それにしても、カンボジア人のたくましさと言ったら。

暑さへの耐性や胃の強さはもちろん、何でも商売にするぞ!という気概がある。もりもりにある。

知らぬ間に写真を撮られ、ものの10分ほどで私の顔写真が印刷された皿を持ってきて「オミヤゲ、オミヤゲ」と言い寄ってくる。
爆速の仕事っぷりに笑ってしまった。

8月
・トークイベントの司会
仕事の一環で、1時間半近くあるトークイベントの司会をやった。
ゲストとの対談形式なので、司会とはいえそれなりに発言量は多い。

そもそも私は学生時代の論文発表でも、手が震えてうまくレーザーポインターが持てないくらい人前が苦手なのに、なんてことしてくれるんだと上司を恨んだ。

だけど、ゲストがとても明るい方だったのと、綿密に打ち合わせをしたおかげで、なんとか乗り越えられた。

やりたくないとは思っていたものの、いざ挑戦したらやらなきゃ良かったとは思わなかった。
が、やっぱり上司は許さない。

11月
・ライター転職

5月末から必死の思いで続けたライター転職。
9月にやっと内定が決まり、その2か月後に、晴れてライターとしてのキャリアがスタートした。

書くことに集中できる7時間はとても贅沢で、書くスピードがどんどん上がっていくことがうれしくてたまらない。

「得意なことだけやりたい」という私の願いは、アルバイトであれば叶うのだと知った。

だけどアルバイトじゃないとやりたいことができないというのも、おかしな話だなと思う。
正社員はどうしてゼネラリストとしての働き方を求められるんだろう?

・神戸旅行

女3人で神戸旅行。
アート作品や建築をたくさん見て、芝生でサンドイッチ食べて、部屋でお酒を飲んで、なぜかIKEAにも行って楽しかったなぁ。

10年以上会っていなかった友達とツイッターで再びつながり、「旅行いこ!!」となるフットワークの軽さが最高だった。

このフットワークの軽さを活かして、また新しいことを画策している。楽しみだなぁ。

・競馬

大学時代のゼミ仲間と3人で行ったが、全員ドのつく初心者。

だけどみんな根が真面目なので、言われなくても各々きちんと予習してきて馬券が買えた。
え、えらすぎる……

数百円儲けたけど、いつかそれなりの大金をはたいてめちゃめちゃドキドキするやつもやってみたい。

・財布を紛失
↑の競馬に出かけようとした朝、財布がないことに気付く。

前日の夜に行った居酒屋くらいしか心当たりがないので、居酒屋がオープンする夕方まで競馬を楽しむことにした。

いろんな人に「神経図太いな!?」と笑われたけど、結局夕方まで何もできないなら、そわそわ待っているより楽しんで忘れた方が良いかと思って。

少し前の私ならこんな考え方はできなかったなぁ。

ちなみに財布はやっぱり居酒屋にあって、取りに行った足でまた飲んで帰った。
めでたしめでたし。

・入籍
挨拶、顔合わせ、式場選び、打ち合わせ、名字を変える手続き…結婚はこんなにも大変なのか。
だけど、結婚はこんなにもすばらしい。

12月
・推しのコンサート
もはや多くは語るまい。

阿鼻叫喚のコンレポはこちら。

https://knmtmtk.hatenablog.com/entry/kinki2019-2020report

・コミケ出展

「利益はどうでもいいから、経験が欲しい!」という動機で、昔の職場の同期2人と画策してイラストブックを出した。

同人誌をコミケで売る経験は、私をヲタクとして大きく成長させた。

帰りに友達2人が、「コミケってすごい。どんなコスプレをしたっていい。顔が良くなかろうが太ってようが、受け入れられる空気がある。ここにあるのはキャラへの愛だけ」と言っていた。

なんだかすごくきゅんとしてしまって、ぞろぞろと駅に向かう大群の中で「今の言葉は絶対どこかに残しておこう」と決めた。

この2人と参加できて良かったなぁ。

ちなみにアイキャッチは、同人誌に収録したイラストです。

以上、2019年の初体験の振り返りでした。
2020年も楽しむぞ〜〜〜!!


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