抽象への憧れ、具体の重要さ
座右のゲーテという本を読んだ。具体的であることを大事にすべきだと改めて思った。
何をするにも共通したこと、抽象的なものを求める癖がある。これは教育の影響なのか、と思ったりすることもあるが。たしかに、就活をしてなおそれを実感する。いかに自分が具体的に話せないのかということを。抽象的にわかったからといってそれが幸せとは限らない。やはり妄想世界にのめりこむあまりに心ここにあらずの人になってしまう前に、現実との付き合い方も考えるべきだ。
ひとりの人に学ぶということ。自分が資本となり、後世につないでいくこと、長く続いている人類の中で自分ができることはそういうことだと思う。
自分らしさとは何か。それは組み合わせでいいということ。独創性は0から生まれるものではない。先人無くしてできるものは何一つない。気付くのが遅かったと今反省することは、年上、先人、自分より長く生きた人を尊敬することである。自分がたくさんの経験をしてから、やはり経験しないとわからないことというのが少なからずあるし、実体験でしか得ることのできない感覚だってある。それをわかるのが遅かった。
何事にも遅いことはない。いつだってスタートは切れる。上記と矛盾するようだが、私は今日をまたスタートにしたい。
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