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うつ病体験記2:元々の性格
元々僕は(たぶん)真面目で神経質で怖がりだったと思う。
人に嫌われることを、何よりも恐れていた。今もだけど。
その原因は、おそらく小さいころに友達に言われたことだろう。
「2人で遊ぶのはつまんないからな〜」
※実際言われたわけじゃないけど、こんな感じだったという記憶。
うん、わかる。
僕っておもしろいやつじゃない。
何かを生み出すような人でもない。
笑いを生むような人ではないし、ボケよりもツッコミだ(と思う)。
何か話題を提供するのも、苦手だ。
とにかくこの言葉は、いまだに僕の心に深く刺さっている。
それからだ。嫌われることをすごく怖がった。
HSP(Highly Sensitive Person)が育まれていった。
なかでも、人がどう思うか、人にどう思われるかを敏感に察知してしまう。
何にも言われていないのに、妄想で「なんか嫌なこと思わせてしまっているのではないか」と思ってしまうほどだ。(笑)
この性格には、いいところもある。
人の気持ちを敏感に察知して共感力が高く、相談とかしやすいんじゃないかな。
頼られるから、承認欲求が満たされる気がしている。
でもあまりこの性格は好きではない。
敏感すぎて、妄想でネガティブ思考になり、嫌われないように嫌われないようにと、細心の注意を払わなければならず疲れる。
頼られたい、求められたいのに、頼られ求められすぎると疲れる。
どっちだよ!なんてめんどくさいやつなんだ!(笑)
こういう感じだからか、ものすごく細かいところにまで気がついてしまったりして、だんだんと疲れが溜まってうつ病になっていったのだと思う。
そしていつしか決定打を打たれ、休職へと入っていくのである。
つづく