カイエ・デュ・シネマ 歴代トップ10 完全版(1951~2023)!!!
フランスの映画批評誌『カイエ・デュ・シネマ』誌はその年のトップ10を凡そ毎年発表している。創刊された1951年からスタートするも、1952年から54年の間と、1969年から1980年までは発表されていない。今回はありそうでなかったこれら歴代トップ10をまとめてみようと思う。題名の前が空いていたら、それは上の作品と同率の順位を示している。
1951年
①『河』ジャン・ルノワール(仏)
②『田舎司祭の日記』ロベール・ブレッソン(仏)
③『ミラノの奇蹟』ヴィットリオ・デ・シーカ(伊)
④『忘れられた人々』ルイス・ブニュエル(墨)
⑤『イヴの総て』ジョーゼフ・L・マンキーウィッツ(米)
⑥『令嬢ジュリー』アルフ・シェーベルイ(瑞)
⑦『愛と殺意』ミケランジェロ・アントニオーニ(伊)
⑧『サンセット大通り』ビリー・ワイルダー(米)
⑨『エドワールとキャロリーヌ』ジャック・ベッケル(仏)
⑩『神の道化師、フランチェスコ』ロベルト・ロッセリーニ(伊)
1952年から1954年までは発表されていない。
1955年
①『イタリア旅行』ロベルト・ロッセリーニ(伊)
②『奇跡(御言葉)』カール・テオドア・ドライヤー(丁)
③『悪徳』ロバート・アルドリッチ(米)
④『歴史は女で作られる』マックス・オフュルス(仏)
⑤『裏窓』アルフレッド・ヒッチコック(米)
⑥『Bad Liaisons』アレクサンドル・アストリュック(仏)
⑦『道』フェデリコ・フェリーニ(伊)
⑧『裸足の伯爵夫人』ジョーゼフ・L・マンキーウィッツ(米)
⑨『大砂塵』ニコラス・レイ(米)
⑩『キッスで殺せ』ロバート・アルドリッチ(米)
1956年
①『抵抗 死刑囚は逃げた』ロベール・ブレッソン(仏)
②『恋多き女』ジャン・ルノワール(仏)
③『理由なき反抗』ニコラス・レイ(米)
④『アーカディン / 秘密調査報告書』オーソン・ウェルズ(米)
⑤『夏の嵐』ルキノ・ヴィスコンティ(伊)
⑥『夏の夜は三たび微笑む』イングマル・ベルイマン(瑞)
⑦『崖』フェデリコ・フェリーニ(伊)
⑧『アモーレ』ロベルト・ロッセリーニ(伊)
⑨『ピクニック』ジョシュア・ローガン(米)
⑩『不安』ロベルト・ロッセリーニ(伊)
1957年
①『ニューヨークの王様』チャールズ・チャップリン(米)
②『ロック・ハンターはそれを我慢できるか?』フランク・タシュリン(米)
③『カビリアの夜』フェデリコ・フェリーニ(伊)
④『間違えられた男』アルフレッド・ヒッチコック(米)
⑤『アルチバルド・デラクルスの犯罪的人生』ルイス・ブニュエル(墨)
⑥『道化師の夜』イングマル・ベルイマン(瑞)
⑦『ビガー・ザン・ライフ』ニコラス・レイ(米)
⑧『女はそれを我慢できない』フランク・タシュリン(米)
⑨『条理ある疑いの彼方に』フリッツ・ラング(米)
⑩『十二人の怒れる男』シドニー・ルメット(米)
1958年
①『黒い罠』オーソン・ウェルズ(米)
②『第七の封印』イングマル・ベルイマン(瑞)
③『白夜』ルキノ・ヴィスコンティ(伊)
④『さすらい』ミケランジェロ・アントニオーニ(伊)
⑤『悲しみよこんにちは』オットー・プレミンジャー(米,英)
⑥『女たちの夢』イングマル・ベルイマン(瑞)
⑦『One Life』アレクサンドル・アストリュック(仏)
⑧『ぼくの伯父さん』ジャック・タチ(仏)
⑨『静かなアメリカ人』ジョーゼフ・L・マンキーウィッツ(米)
⑩『夏の遊び』イングマル・ベルイマン(瑞)
1959年
①『雨月物語』溝口健二(日)
②『二十四時間の情事』アラン・レネ(仏)
③『イワン雷帝』セルゲイ・エイゼンシュテイン(ソ)
④『スリ』ロベール・ブレッソン(仏)
⑤『大人は判ってくれない』フランソワ・トリュフォー(仏)
⑥『リオ・ブラボー』ハワード・ホークス(米)
⑦『野いちご』イングマル・ベルイマン(瑞)
⑧『めまい』アルフレッド・ヒッチコック(米)
⑨『楊貴妃』溝口健二(日)
⑩『大いなる神秘 王城の掟』フリッツ・ラング(西独)
1960年
①『山椒大夫』溝口健二(日)
②『情事』ミケランジェロ・アントニオーニ(伊)
③『勝手にしやがれ』ジャン=リュック・ゴダール(仏)
④『ピアニストを撃て』フランソワ・トリュフォー(仏)
⑤『海の詩』ユーリア・ソーンツェワ(ソ)
⑥『気のいい女たち』クロード・シャブロル(仏)
『ナサリン』ルイス・ブニュエル(墨)
⑧『ムーンフリート』フリッツ・ラング(米)
⑨『サイコ』アルフレッド・ヒッチコック(米)
⑩『穴』ジャック・ベッケル(仏)
1961年
①『ローラ』ジャック・ドゥミ(仏)
②『女は女である』ジャン=リュック・ゴダール(仏)
③『パリはわれらのもの』ジャック・リヴェット(仏)
④『若者のすべて』ルキノ・ヴィスコンティ(伊)
⑤『新・平家物語』溝口健二(日)
⑥『At Great Cost』マーク・ドンスコイ(ソ)
⑦『夜』ミケランジェロ・アントニオーニ(伊)
⑧『去年マリエンバートで』アラン・レネ(仏)
⑨『エルマー・ガントリー/魅せられた男』リチャード・ブルックス(米)
⑩『馬上の二人』ジョン・フォード(米)
1962年
①『女と男のいる舗道』ジャン=リュック・ゴダール(仏)
②『突然炎のごとく』フランソワ・トリュフォー(仏)
③『ハタリ!』ハワード・ホークス(米)
④『ビリディアナ』ルイス・ブニュエル(墨)
⑤『獅子座』エリック・ロメール(仏)
⑥『荒れ狂う河』エリア・カザン(米)
⑦『審判』オーソン・ウェルズ(米)
⑧『鏡の中にある如く』イングマル・ベルイマン(瑞)
⑨『捕えられた伍長』ジャン・ルノワール(仏)
⑩『Vanina Vanini』ロベルト・ロッセリーニ(伊)
1963年
①『軽蔑』ジャン=リュック・ゴダール(仏)
②『鳥』アルフレッド・ヒッチコック(米)
③『皆殺しの天使』ルイス・ブニュエル(墨)
④『アデュー・フィリピーヌ』ジャック・ロジエ(仏)
⑤『ジャンヌ・ダルク裁判』ロベール・ブレッソン(仏)
⑥『ミュリエル』アラン・レネ(仏)
⑦『底抜け大学教授』ジェリー・ルイス(米)
⑧『カラビニエ』ジャン=リュック・ゴダール(仏)
⑨『シシリーの黒い霧』フランチェスコ・ロージ(伊)
⑩『8 1/2』フェデリコ・フェリーニ(伊)
1964年
①『はなればなれに』ジャン=リュック・ゴダール(仏)
②『ゲアトルーズ』カール・テオドア・ドライヤー(丁)
③『マーニー』アルフレッド・ヒッチコック(米)
④『恋人のいる時間』ジャン=リュック・ゴダール(仏)
⑤『男性の好きなスポーツ』ハワード・ホークス(米)
⑥『赤い砂漠』ミケランジェロ・アントニオーニ(伊)
⑦『アメリカ アメリカ』エリア・カザン(米)
⑧『沈黙』イングマル・ベルイマン(瑞)
⑨『この女たちのすべてを語らないために』イングマル・ベルイマン(瑞)
⑩『召使』ジョセフ・ロージー(英)
1965年
①『気狂いピエロ』ジャン=リュック・ゴダール(仏)
②『熊座の淡き星影』ルキノ・ヴィスコンティ(伊)
③『冬の光』イングマル・ベルイマン(瑞)
④『パリところどころ』ジャン・ルーシュなど(仏)
⑤『アルファヴィル』ジャン=リュック・ゴダール(仏)
⑥『リリス』ロバート・ロッセン(米)
⑦『ショック集団』サミュエル・フラー(米)
⑧『底抜け男性No.1』ジェリー・ルイス(米)
⑨『奇跡の丘』ピエル・パオロ・パゾリーニ(伊)
⑩『幸福』アニエス・ヴァルダ(仏)
1966年
①『バルタザールどこへ行く』ロベール・ブレッソン(仏)
②『不戦勝』イエジー・スコリモフスキ(波)
③『妥協せざる人々』ジャン=マリー・ストローブ、ダニエル・ユイレ(西独)
④『男性・女性』ジャン=リュック・ゴダール(仏)
⑤『髪を短くした男』アンドレ・デルヴォー(白)
⑥『荒野の女たち』ジョン・フォード(米)
⑦『The Taking of Power by Louis XIV』ロベルト・ロッセリーニ(伊)
⑧『引き裂かれたカーテン』アルフレッド・ヒッチコック(米)
⑨『レッドライン7000』ハワード・ホークス(米)
⑩『ポケットの中の握り拳』マルコ・ベロッキオ(伊)
1967年
①『仮面/ペルソナ』イングマル・ベルイマン(瑞)
②『昼顔』ルイス・ブニュエル(仏)
③『ウィークエンド』ジャン=リュック・ゴダール(仏)
④『Hunting the Lion with Bow and Arrow』ジャン・ルーシュ(仏)
⑤『プレイタイム』ジャック・タチ(仏)
⑥『The Big Mouth』ジェリー・ルイス(米)
⑦『ひなぎく』ヴェラ・ヒティロヴァ(チェコスロヴァキア)
『修道女』ジャック・リヴェット(仏)
⑨『彼女について私が知っている二、三の事柄』ジャン=リュック・ゴダール(仏)
⑩『中国女』ジャン=リュック・ゴダール(仏)
1968年
①『アンナ・マグダレーナ・バッハの日記』ジャン=マリー・ストローブ、ダニエル・ユイレ(西独)
②『革命前夜』ベルナルド・ベルトルッチ(伊)
③『The Edge』ロバート・クレイマー(米)
④『世にも怪奇な物語』フェデリコ・フェリーニなど(伊)
⑤『Don't Let It Kill You』ジーン・ピア・ルフェーブル(加)
⑥『The Time That Are』ピエール・ペロー(加)
⑦『バリエラ』イエジー・スコリモフスキ(波)
⑧『夜霧の恋人たち』フランソワ・トリュフォー(仏)
⑨『旋風の中に馬を進めろ』モンテ・ヘルマン
⑩『黒衣の花嫁』フランソワ・トリュフォー(仏)
『The Smugglers』リュック・ムレ(仏)
1969年から1980年までは発表されていない。
1981年
①『飛行士の妻』エリック・ロメール(仏)
『フランシスカ』マノエル・ド・オリヴェイラ(葡)
③『海辺のホテルにて』アンドレ・テシネ(仏)
『ある愚か者の悲劇』ベルナルド・ベルトルッチ(伊)
⑤『ドイツ・青ざめた母』ヘルマ・サンダース=ブラームス(西独)
『隣の女』フランソワ・トリュフォー(仏)
⑦『ストーカー』アンドレイ・タルコフスキー(ソ)
⑧『音楽サロン』サタジット・レイ(印)
『レイジング・ブル』マーティン・スコセッシ(米)
⑩『グロリア』ジョン・カサヴェテス(米)
『We Spin Around the Night Consumed by the Fire』ギィ・ドゥボール(仏)
『Palermo or Wolfsburg』ヴェルナー・シュレーター(西独)
『The Wings of the Dove』ブノワ・ジャコ(仏)
1982年
①『都会のひと部屋』ジャック・ドゥミ(仏)
②『ムーンライティング』イエジー・スコリモフスキ(英)
『パッション』ジャン=リュック・ゴダール(仏)
④『ホワイト・ドッグ』サミュエル・フラー(米)
⑤『ざくろの色』セルゲイ・パラジャーノフ(ソ)
『ある女の存在証明』ミケランジェロ・アントニオーニ(伊)
『北の橋』ジャック・リヴェット(仏)
⑧『パルジファル』ハンス=ユルゲン・ジーバーベルグ(西独)
⑨『Three Crowns of the Sailor』ラウル・ルイス(仏)
⑩『美しき結婚』エリック・ロメール(仏)
1983年
①『愛の記念に』モーリス・ピアラ(仏)
『ラルジャン』ロベール・ブレッソン(仏)
③『戦場のメリークリスマス』大島渚(日)
『野蛮な遊戯』ジャン=クロード・ブリソー(仏)
⑤『キング・オブ・コメディ』マーティン・スコセッシ(米)
『海辺のポーリーヌ』エリック・ロメール(仏)
⑦『秘密の子供』フィリップ・ガレル(仏)
『Faux Fuyant』アラン・ベルガラ、ジャン=ピエール・リモザン(仏)
『Three Crowns of the Sailor』ラウル・ルイス(仏)
⑩『Cracking Up』ジェリー・ルイス(米)
『ファニーとアレクサンデル』イングマル・ベルイマン(瑞)
1984年
①『満月の夜』エリック・ロメール(仏)
②『階級関係 -カフカ「アメリカ」より-』ジャン=マリー・ストローブ、ダニエル・ユイレ(西独)
③『ビクファール』ジョルジュ・ルーキエ(仏)
『カルメンという名の女』ジャン=リュック・ゴダール(仏)
『自由、夜』フィリップ・ガレル(仏)
⑥『ランブル・フィッシュ』フランシス・フォード・コッポラ(米)
⑦『そして船は行く』フェデリコ・フェリーニ(伊)
『パリ、テキサス』ヴィム・ヴェンダース(西独)
『ライト・スタッフ』フィリップ・カウフマン(米)
⑩『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』セルジオ・レオーネ(伊,米)
1985年
①『ゴダールのマリア』ジャン=リュック・ゴダール(仏)
②『ゴダールの探偵』ジャン=リュック・ゴダール(仏)
③『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』マイケル・チミノ(米)
④『リハーサルの後で』イングマル・ベルイマン(瑞)
⑤『ラヴ・ストリームス』ジョン・カサヴェテス(米)
⑥『家と世界』サタジット・レイ(印)
⑦『The Terrible Lovers』ダニエル・デュブルー(仏)
⑧『The Children』マルグリット・デュラス(仏)
⑨『乱』黒澤明(日)
⑩『月の寵児たち』オタール・イオセリアーニ(仏)
『ランデヴー』アンドレ・テシネ(仏)
1986年
①『緑の光線』エリック・ロメール(仏)
②『スラム砦の伝説』セルゲイ・パラジャーノフ(ソ)
『サクリファイス』アンドレイ・タルコフスキー(ソ)
④『男子ダブルス』ジャン=フランソワ・ステヴナン(仏)
⑤『汚れた血』レオス・カラックス(仏)
『メーヌ・オセアン』ジャック・ロジエ(仏)
⑦『テレーズ』アラン・カヴァリエ(仏)
⑧『夜を殺した女』アンドレ・テシネ(仏)
⑨『アフター・アワーズ』マーティン・スコセッシ(米)
『山の焚火』フレディ・M・ムーラー(スイス)
『ディスオーダー』オリヴィエ・アサイヤス(仏)
『Guardian of the Night』ジャン=ピエール・リモザン(仏)
『映画というささやかな商売の栄華と衰退』ジャン=リュック・ゴダール(仏)
1987年
①『悪魔の陽の下に』モーリス・ピアラ(仏)
②『エンペドクレスの死』ジャン=マリー・ストローブ、ダニエル・ユイレ(西独)
『インテルビスタ』フェデリコ・フェリーニ(伊)
『ベルリン・天使の詩』ヴィム・ヴェンダース(西独)
⑤『ラスト・エンペラー』ベルナルド・ベルトルッチ(中,英,伊)
⑥『レネットとミラベル/四つの冒険』エリック・ロメール(仏)
『フルメタル・ジャケット』スタンリー・キューブリック(米,英)
『ひかり』スレイマン・シセ(マリ)
⑨『ジュリオの当惑』ナンニ・モレッティ(伊)
⑩『ブルー・ベルベット』デヴィッド・リンチ(米)
『ハスラー2』マーティン・スコセッシ(米)
『ゴダールのリア王』ジャン=リュック・ゴダール(米)
『A Portuguese Goodbye』ジョアン・ボテリョ(葡)
『ガレリアの婚礼』ミシェル・クレイフィ(パレスチナ)
1988年
①『殺人に関する短いフィルム』クシシュトフ・キェシロフスキ(波)
②『存在の耐えられない軽さ』フィリップ・カウフマン(米)
③『ザ・デッド/「ダブリン市民」より』ジョン・ヒューストン(米)
④『Urgences』レイモン・ドゥパルドン(仏)
⑤『バード』クリント・イーストウッド(米)
⑥『霧の中の風景』テオ・アンゲロプロス(ギリシャ)
⑦『かごの中の子供たち』ジャン=クロード・ブリソー(仏)
⑧『最後の誘惑』マーティン・スコセッシ(米)
⑨『The Innocents』アンドレ・テシネ(仏)
⑩『主婦マリーがしたこと』クロード・シャブロル(仏)
1989年
①『ドゥ・ザ・ライト・シング』スパイク・リー(米)
『赤いシュート』ナンニ・モレッティ(伊)
③『彼女たちの舞台』ジャック・リヴェット(仏)
『戦慄の絆』デヴィッド・クローネンバーグ(加)
⑤『カニバイシュ』マノエル・ド・オリヴェイラ(葡)
『ヤーバ』イドリッサ・ウエドラオゴ(ブルキナファソ)
⑦『黒い雨』今村昌平(日)
『走り来る男』パトリシア・マズィ(仏)
『Little Vera』ワシーリー・ピチュル(ソ)
⑩『偶然の旅行者』ローレンス・カスダン(米)
『お家に帰りたい』アラン・レネ(仏)
『ジプシーのとき』エミール・クストリッツァ(ユーゴスラビア)
1990年
①『動くな、死ね、甦れ!』ヴィターリー・カネフスキー(ソ)
『ピストルと少年』ジャック・ドワイヨン(仏)
③『グッドフェローズ』マーティン・スコセッシ(米)
『ヌーヴェルヴァーグ』ジャン=リュック・ゴダール(仏)
⑤『Alexandria Again and Forever』ユーセフ・シャヒーン(エジプト)
『雲のかげ星宿る』リトウィク・ガタク(印)
『ノン、あるいは支配の空しい栄光』マノエル・ド・オリヴェイラ(葡)
⑧『ウディ・アレンの重罪と軽罪』ウディ・アレン(米)
『デザンシャンテ』ブノワ・ジャコ(仏)
『夢』黒澤明(日)
1991年
①『ヴァン・ゴッホ』モーリス・ピアラ(仏)
②『ミラーズ・クロッシング』コーエン兄弟(米)
③『バートン・フィンク』コーエン兄弟(米)
④『ゴッドファーザー PartIII』フランシス・フォード・コッポラ(米)
⑤『クローズ・アップ』アッバス・キアロスタミ(イラン)
⑥『ギターはもう聞こえない』フィリップ・ガレル(仏)
⑦『シザーハンズ』ティム・バートン(米)
⑧『八月の狂詩曲』黒澤明(米)
⑨『ポンヌフの恋人』レオス・カラックス(仏)
⑩『パリ・セヴェイユ』オリヴィエ・アサイヤス(仏)
1992年
①『許されざる者』クリント・イーストウッド(米)
②『見知らぬ人』サタジット・レイ(印)
③『そして人生はつづく』アッバス・キアロスタミ(イラン)
④『夫たち、妻たち』ウディ・アレン(米)
⑤『Border Line』ダニエル・デュブロー(仏)
『野性の夜に』シリル・コラール(仏)
『魂を救え!』アルノー・デプレシャン(仏)
⑧『蝶採り』オタール・イオセリアーニ(仏)
『冬物語』エリック・ロメール(仏)
⑩『牯嶺街少年殺人事件』エドワード・ヤン(台湾)
『The House of Smiles』マルコ・フェレーリ(伊)
『The Mirage』ジャン=クロード・ギゲ(仏)
『The Oak』ルチアン・ピンティリエ(ルーマニア)
1993年
①『パーフェクト・ワールド』クリント・イーストウッド(米)
②『アブラハム渓谷』マノエル・ド・オリヴェイラ(葡)
③『木と市長と文化会館 または七つの偶然』エリック・ロメール(仏)
④『スモーキング/ノースモーキング』アラン・レネ(仏)
⑤『音のない世界で』ニコラ・フィリベール(仏)
⑥『森の中の昼と夜』サタジット・レイ(印)
⑦『恋に落ちたら…』ジョン・マクノートン(米)
⑧『イノセント・ブラッド』ジョン・ランディス(米)
⑨『バッド・ルーテナント/刑事とドラッグとキリスト』アベル・フェラーラ(米)
⑩『ゴダールの決別』ジャン=リュック・ゴダール(仏)
1994年
①『親愛なる日記』ナンニ・モレッティ(伊)
②『パリ、18区、夜。』クレール・ドゥニ(仏)
③『カリートの道』ブライアン・デ・パルマ(仏)
④『野性の葦』アンドレ・テシネ(仏)
⑤『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』ヘンリー・セリック(米)
⑥『Travolta and Me』パトリシア・マズィ(仏)
⑦『ジャンヌ/薔薇の十字架』『ジャンヌ/愛と自由の天使』ジャック・リヴェット(仏)
⑧『愛の地獄』クロード・シャブロル(仏)
⑨『U.S. Go Home』クレール・ドゥニ(仏)
⑩『Coming to Terms with the Dead』パスカル・フェラン(仏)
『エム・バタフライ』デヴィッド・クローネンバーグ(米)
1995年
①『沈黙の女/ロウフィールド館の惨劇』クロード・シャブロル(仏)
②『パパと呼ばないで』モーリス・ピアラ(仏)
③『Waati』スレイマン・シセ(マリ)
④『マディソン郡の橋』クリント・イーストウッド(米)
⑤『私を忘れて』ノエミ・ルヴォウスキー(仏)
⑥『私の秘密の花』ペドロ・アルモドバル(西)
⑦『ソナチネ』北野武(日)
⑧『エド・ウッド』ティム・バートン(米)
⑨『オリーブの林をぬけて』アッバス・キアロスタミ(イラン)
⑩『マウス・オブ・マッドネス』ジョン・カーペンター(米)
1996年
①『クラッシュ』デヴィッド・クローネンバーグ(加)
②『フォーエバー・モーツァルト』ジャン=リュック・ゴダール(仏)
③『カジノ』マーティン・スコセッシ(米)
④『そして僕は恋をする』アルノー・デプレシャン(仏)
⑤『ジェラートの天国(神の喜劇)』ジョアン・セーザル・モンテイロ(葡)
⑥『デッドマン』ジム・ジャームッシュ(米)
⑦『夜の子どもたち』アンドレ・テシネ(仏)
⑧『ミッション:インポッシブル』ブライアン・デ・パルマ(米)
⑨『アンコール』パスカル・ボニゼール(仏)
『堕ちてゆく女』カトリーヌ・ブレイヤ(仏)
⑪『Don't Forget You're Going to Die』グザヴィエ・ボーヴォワ(仏)
1997年
①『HANA-BI』北野武(日)
②『憂鬱な楽園』ホウ・シャオシェン(台湾)
③『ロスト・ハイウェイ』デヴィッド・リンチ(米)
④『うなぎ』今村昌平(日)
『河』ツァイ・ミンリャン(台湾)
⑥『恋するシャンソン』アラン・レネ(仏)
『Seventh Heaven』ブノワ・ジャコ(仏)
『桜桃の味』アッバス・キアロスタミ(イラン)
⑨『フェイス/オフ』ジョン・ウー(米)
『ブエノスアイレス』ウォン・カーウァイ(香港)
『スクリーム』ウェス・クレイヴン(米)
1998年
①『フラワーズ・オブ・シャンハイ』ホウ・シャオシェン(台湾)
②『カンゾー先生』今村昌平(日)
③『恋の秋』エリック・ロメール(仏)
『真夜中のサバナ』クリント・イーストウッド(米)
⑤『不安』マノエル・ド・オリヴェイラ(葡)
『Sue Lost in Manhattan』アモス・コレック(米)
⑦『倦怠』セドリック・カーン(仏)
『ベルベット・ゴールドマイン』トッド・ヘインズ(米)
⑨『スネーク・アイズ』ブライアン・デ・パルマ(米)
⑩『街外れ』ジャック・ノロ(仏)
『ジャッキー・ブラウン』クエンティン・タランティーノ(米)
『骨』ペドロ・コスタ(葡)
『タイタニック』ジェームズ・キャメロン(米)
1999年
①『アイズ・ワイド・シャット』スタンリー・キューブリック(米)
②『風が吹くまま』アッバス・キアロスタミ(イラン)
③『シチリア!』ジャン=マリー・ストローブ、ダニエル・ユイレ(西独)
④『イグジステンズ』デヴィッド・クローネンバーグ(加)
⑤『夜風の匂い』フィリップ・ガレル(仏)
⑥『トゥルー・クライム』クリント・イーストウッド(米)
⑦『クレーヴの奥方』マノエル・ド・オリヴェイラ(葡)
⑧『ストレイト・ストーリー』デヴィッド・リンチ(仏)
⑨『ゴースト・ドッグ』ジム・ジャームッシュ(米)
⑩『神の結婚』ジョアン・セーザル・モンテイロ(葡)
1990年代ベスト
①『マディソン郡の橋』クリント・イーストウッド(米)
『カリートの道』ブライアン・デ・パルマ(仏)
『憂鬱な楽園』ホウ・シャオシェン(台湾)
④『クローズ・アップ』アッバス・キアロスタミ(イラン)
『アイズ・ワイド・シャット』スタンリー・キューブリック(米)
『ツイン・ピークス』デヴィッド・リンチ(米)
『許されざる者』クリント・イーストウッド(米)
⑧『クラッシュ』デヴィッド・クローネンバーグ(加)
『シザーハンズ』ティム・バートン(米)
『河』ツァイ・ミンリャン(台湾)
2000年
①『エスター・カーン』アルノー・デプレシャン(仏)
②『囚われの美女』シャンタル・アケルマン(仏)
③『マン・オン・ザ・ムーン』ミロシュ・フォアマン(米)
④『ミッション・トゥ・マーズ』ブライアン・デ・パルマ(米)
⑤『花様年華』ウォン・カーウァイ(香港)
⑥『M/Other』諏訪敦彦(日)
⑦『ヴァージン・スーサイズ』ソフィア・コッポラ(米)
『ヤンヤン 夏の想い出』エドワード・ヤン(台湾)
⑨『スペース・カウボーイ』クリント・イーストウッド(米)
⑩『Workers for the Good Lord』ジャン=クロード・ブリソー(仏)
2001年
①『マルホランド・ドライブ』デヴィッド・リンチ(米)
②『グレースと公爵』エリック・ロメール(仏)
③『ミレニアム・マンボ』ホウ・シャオシェン(台湾)
④『ドリフト』ツイ・ハーク(香港)
⑤『家路』マノエル・ド・オリヴェイラ(葡)
⑥『プラットフォーム』ジャ・ジャンクー(中)
『白と黒の恋人たち』フィリップ・ガレル(仏)
⑧『ソビブル、1943年10月14日午後4時』クロード・ランズマン(仏)
⑨『息子の部屋』ナンニ・モレッティ(伊)
⑩『クライム・クリスマス~ニューヨークの白い粉~』アベル・フェラーラ(米)
2002年
①『ひめごと』ジャン=クロード・ブリソー(仏)
『10話』アッバス・キアロスタミ(イラン)
③『ブリスフリー・ユアーズ』アピチャッポン・ウィーラセタクン(タイ)
④『向こう側から』シャンタル・アケルマン(仏)
⑤『家宝』マノエル・ド・オリヴェイラ(葡)
⑥『母の微笑』マルコ・ベロッキオ(伊)
⑦『トーク・トゥ・ハー』ペドロ・アルモドバル(西)
⑧『スパイダー/少年は蜘蛛にキスをする』デヴィッド・クローネンバーグ(加)
『千と千尋の神隠し』宮崎駿(日)
⑩『ジェリー』ガス・ヴァン・サント(米)
『24 -TWENTY FOUR-』TVシリーズ(米)
2003年は発表されていない。
2004年
①『トロピカル・マラディ』アピチャッポン・ウィーラセタクン(タイ)
②『鉄西区』ワン・ビン(中)
『ヴィレッジ』M・ナイト・シャマラン(米)
『S21 クメール・ルージュの虐殺者たち』リティ・パン(カンボジア)
⑤『沙羅双樹』河瀬直美(日)
⑥『ブラウン・バニー』ヴィンセント・ギャロ(米)
『ジェリー』ガス・ヴァン・サント(米)
『キングス&クイーン』アルノー・デプレシャン(仏)
⑨『珈琲時光』ホウ・シャオシェン(日,台湾)
『キル・ビル Vol.2』クエンティン・タランティーノ(米)
『サラバンド』イングマル・ベルイマン(瑞)
2005年
①『ラストデイズ』ガス・ヴァン・サント(米)
②『ヒストリー・オブ・バイオレンス』デヴィッド・クローネンバーグ(米)
『恋人たちの失われた革命』フィリップ・ガレル(仏)
④『1/3 of the Eyes』Olivier Zabat(仏)
『百年恋歌』ホウ・シャオシェン(台湾)
『世界』ジャ・ジャンクー(中)
『若き警官』グザヴィエ・ボーヴォワ(仏)
⑧『一緒にいて』エリック・クー(シンガポール)
『グリズリーマン』ヴェルナー・ヘルツォーク(米)
『シン・シティ』フランク・ミラー、ロバート・ロドリゲス(米)
『映画館の恋』ホン・サンス(韓)
2006年
①『六つの心』アラン・レネ(仏)
『太陽』アレクサンドル・ソクーロフ(露)
③『グエムル -漢江の怪物-』ポン・ジュノ(韓)
④『レディ・チャタレー』パスカル・フェラン(仏)
⑤『不完全なふたり』諏訪敦彦(日,仏)
⑥『カポーティ』ベネット・ミラー(米)
『あの彼らの出会い』ジャン=マリー・ストローブ、ダニエル・ユイレ(独)
『レディ・イン・ザ・ウォーター』M・ナイト・シャマラン(米)
⑨『ディパーテッド』マーティン・スコセッシ(米)
⑩『父親たちの星条旗』クリント・イーストウッド(米)
『ニュー・ワールド』テレンス・マリック(米)
2007年
①『パラノイドパーク』ガス・ヴァン・サント(米)
②『デス・プルーフ』クエンティン・タランティーノ(米)
『インランド・エンパイア』デヴィッド・リンチ(米)
『長江哀歌』ジャ・ジャンクー(中)
⑤『フランス』セルジュ・ボゾン(仏)
『ゾディアック』デヴィッド・フィンチャー(米)
⑦『Before I Forget』ジャック・ノロ(仏)
『騎士の名誉』アルベルト・セラ(西)
『我が至上の愛〜アストレとセラドン〜』エリック・ロメール(仏)
⑩『ランジェ公爵夫人』ジャック・リヴェット(仏)
『黒い眼のオペラ』ツァイ・ミンリャン(台湾,マレーシア)
『世紀の光』アピチャッポン・ウィーラセタクン(タイ)
2008年
①『リダクテッド 真実の価値』ブライアン・デ・パルマ(米)
②『コロッサル・ユース』ペドロ・コスタ(葡)
③『クローバーフィールド/HAKAISHA』マット・リーヴス(米)
④『ノーカントリー』コーエン兄弟(米)
⑤『トゥー・ラバーズ』ジェームズ・グレイ(米)
⑥『戦場でワルツを』アリ・フォルマン(イスラエル)
⑦『Last Maquis』ラバ・アメール=ザイメッシュ(アルジェリア,仏)
⑧『HUNGER ハンガー』スティーヴ・マックイーン(英)
⑨『A Short Film About the Indio Nacional』ラヤ・マーティン(フィリピン)
⑩『戦争について』ベルトラン・ボネロ(仏)
2009年
①『風にそよぐ草』アラン・レネ(仏)
②『愛の勝利を/ムッソリーニを愛した女』マルコ・ベロッキオ(伊)
③『イングロリアス・バスターズ』クエンティン・タランティーノ(米)
④『グラン・トリノ』クリント・イーストウッド(米)
⑤『ブロンド少女は過激に美しく』マノエル・ド・オリヴェイラ(葡)
⑥『テトロ 過去を殺した男』フランシス・フォード・コッポラ(米)
⑦『ハート・ロッカー』キャスリン・ビグロー(米)
⑧『キング・オブ・エスケープ』アラン・ギロディ(仏)
⑨『トウキョウソナタ』黒沢清(日)
⑩『ハデウェイヒ』ブリュノ・デュモン(仏)
2000年代ベスト
①『マルホランド・ドライブ』デヴィッド・リンチ(米)
②『エレファント』ガス・ヴァン・サント(米)
③『トロピカル・マラディ』アピチャッポン・ウィーラセタクン(タイ)
④『グエムル -漢江の怪物-』ポン・ジュノ(韓)
⑤『ヒストリー・オブ・バイオレンス』デヴィッド・クローネンバーグ(米)
⑥『クスクス粒の秘密』アブデラティフ・ケシシュ(仏)
⑦『鉄西区』ワン・ビン(中)
⑧『宇宙戦争』スティーヴン・スピルバーグ(米)
⑨『ニュー・ワールド』テレンス・マリック(米)
⑩『10話』アッバス・キアロスタミ(イラン)
2010年
①『ブンミおじさんの森』アピチャッポン・ウィーラセタクン(タイ)
②『バッド・ルーテナント』ヴェルナー・ヘルツォーク(米)
③『ゴダール・ソシアリスム』ジャン=リュック・ゴダール(仏)
④『トイ・ストーリー3』リー・アンクリッチ(米)
⑤『ファンタスティックMr.FOX』ウェス・アンダーソン(米)
⑥『シリアスマン』コーエン兄弟(米)
⑦『男として死ぬ』ジョアン・ペドロ・ロドリゲス(葡)
⑧『ソーシャル・ネットワーク』デヴィッド・フィンチャー(米)
⑨『ショーガ』ダルジャン・オミルバエフ(カザフスタン)
⑩『母なる証明』ポン・ジュノ(韓)
2011年
①『ローマ法王の休日』ナンニ・モレッティ(伊)
②『アンジェリカの微笑み』マノエル・ド・オリヴェイラ(葡)
『ツリー・オブ・ライフ』テレンス・マリック(米)
④『エッセンシャル・キリング』イエジー・スコリモフスキ(波)
『アウトサイド・サタン』ブリュノ・デュモン(仏)
⑥『灼熱の肌』フィリップ・ガレル(仏)
『メランコリア』ラース・フォン・トリアー(丁)
⑧『メゾン ある娼館の記憶』ベルトラン・ボネロ(仏)
『ミークス・カットオフ』ケリー・ライヒャルト(米)
『SUPER8/スーパーエイト』J.J.エイブラムス(米)
2012年
①『ホーリー・モーターズ』レオス・カラックス(仏)
②『コズモポリス』デヴィッド・クローネンバーグ(加)
③『Virginia/ヴァージニア』フランシス・フォード・コッポラ(米)
④『4:44 地球最期の日』アベル・フェラーラ(米)
⑤『3人のアンヌ』ホン・サンス(韓)
⑥『テイク・シェルター』ジェフ・ニコルズ(米)
⑦『Go Go Tales』アベル・フェラーラ(米)
⑧『熱波』ミゲル・ゴメス(葡)
⑨『ファウスト』アレクサンドル・ソクーロフ(露)
⑩『Keep the Lights On』アイラ・サックス(米)
2013年
①『湖の見知らぬ男』アラン・ギロディ(仏)
②『スプリング・ブレイカーズ』ハーモニー・コリン(米)
③『アデル、ブルーは熱い色』アブデラティフ・ケシシュ(仏)
④『ゼロ・グラビティ』アルフォンソ・キュアロン(米,英)
⑤『罪の手ざわり』ジャ・ジャンクー(中)
⑥『リンカーン』スティーヴン・スピルバーグ(米)
⑦『ジェラシー』フィリップ・ガレル(仏)
⑧『ヘウォンの恋愛日記』ホン・サンス(韓)
⑨『真夜中過ぎの出会い』ヤン・ゴンザレス(仏)
⑩『ソルフェリーノの戦い』ジュスティーヌ・トリエ(仏)
2014年
①『プティ・カンカン』ブリュノ・デュモン(仏)
②『さらば、愛の言葉よ』ジャン=リュック・ゴダール(仏,スイス)
③『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』ジョナサン・グレイザー(英)
④『マップ・トゥ・ザ・スターズ』デヴィッド・クローネンバーグ(加)
⑤『風立ちぬ』宮崎駿(日)
⑥『ニンフォマニアック』ラース・フォン・トリアー(丁)
⑦『Mommy/マミー』グザヴィエ・ドラン(加)
⑧『人生は小説よりも奇なり』アイラ・サックス(英)
⑨『Paradise』アラン・カヴァリエ(仏)
⑩『ソニはご機嫌ななめ』ホン・サンス(韓)
2015年
①『母よ、』ナンニ・モレッティ(仏,伊)
②『光りの墓』アピチャッポン・ウィーラセタクン(タイ)
③『パリ、恋人たちの影』フィリップ・ガレル(仏,スイス)
④『The Smell of Us』ラリー・クラーク(仏)
⑤『マッドマックス 怒りのデス・ロード』ジョージ・ミラー(豪,米)
⑥『約束の地』リサンドロ・アロンソ(亜,丁)
⑦『インヒアレント・ヴァイス』ポール・トーマス・アンダーソン(米)
⑧『アラビアン・ナイト』三部作 ミゲル・ゴメス(葡)
⑨『サンガイレ、17才の夏。』アランテ・カヴァイテ(リトアニア)
⑩『岸辺の旅』黒沢清(日)
2016年
①『ありがとう、トニ・エルドマン』マーレン・アデ(独,墺)
②『エル ELLE』ポール・ヴァーホーヴェン(仏)
③『ネオン・デーモン』ニコラス・ウィンディング・レフン(丁,仏,米)
④『アクエリアス』クレベール・メンドンサ・フィリオ(ブラジル)
⑤『スラック・ベイ』ブリュノ・デュモン(仏)
⑥『ジュリエッタ』ペドロ・アルモドバル(西)
⑦『垂直のまま』アラン・ギロディ(仏)
⑧『ジャングルの掟』アントナン・ペレジャトコ(仏)
⑨『キャロル』トッド・ヘインズ(米)
⑩『夢が作られる森』クレール・シモン(仏)
2017年
①『ツイン・ピークス The Return』デヴィッド・リンチ(米)
②『ジャネット、ジャンヌ・ダルクの幼年期』ブリュノ・デュモン(仏)
③『ライフ・ゴーズ・オン 彼女たちの選択』ケリー・ライヒャルト(米)
④『ゲット・アウト』ジョーダン・ピール(米)
⑤『それから』ホン・サンス(韓)
⑥『つかのまの愛人』フィリップ・ガレル(仏)
⑦『グッド・タイム』サフディー兄弟(米)
⑧『スプリット』M・ナイト・シャマラン(米)
⑨『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』パブロ・ラライン(米,智)
⑩『ビリー・リンの永遠の一日』アン・リー(米,中,英)
2018年
①『ワイルド・ボーイズ』ベルトラン・マンディコ(仏)
②『プティ・カンカン2 / クワンクワンと人間でないモノたち』ブリュノ・デュモン(仏)
③『ファントム・スレッド』ポール・トーマス・アンダーソン(米)
④『バーニング 劇場版』イ・チャンドン(韓)
⑤『ポール・サンチェスが戻ってきた!』パトリシア・マズィ(仏)
⑥『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』スティーヴン・スピルバーグ(米)
⑦『夜の浜辺で一人』ホン・サンス(韓)
⑧『ハウス・ジャック・ビルト』ラース・フォン・トリアー(丁)
⑨『LETO -レト-』キリル・セレブレニコフ(露)
⑩『宝島』ギヨーム・ブラック(仏)
2019年
①『イメージの本』ジャン=リュック・ゴダール(仏)
②『パラサイト 半地下の家族』ポン・ジュノ(韓)
③『シノニムズ』ナダヴ・ラピド(仏)
④『バクラウ 地図から消された村』クレベール・メンドンサ・フィリオ&ジュリアノ・ドネルス(伯)
⑤『ジャンヌ』ブリュノ・デュモン(仏)
⑥『ペイン・アンド・グローリー』ペドロ・アルモドバル(西)
⑦『レ・ミゼラブル』ラジ・リ(仏)
⑧『運び屋』クリント・イーストウッド(米)
⑨『ジョーカー』トッド・フィリップス(米)
⑩『アイリッシュマン』マーティン・スコセッシ(米)
2010年代ベスト
①『ツイン・ピークス The Return』デヴィッド・リンチ(米)
②『ホーリー・モーターズ』レオス・カラックス(仏)
③『プティ・カンカン』ブリュノ・デュモン(仏)
④『ブンミおじさんの森』アピチャッポン・ウィーラセタクン(タイ)
⑤『イメージの本』ジャン=リュック・ゴダール(仏)
⑥『ありがとう、トニ・エルドマン』マーレン・アデ(独)
⑦『母よ、』ナンニ・モレッティ(伊)
⑧『メランコリア』ラース・フォン・トリアー(丁)
⑨『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』ジョナサン・グレイザー(米)
⑩『アンジェリカの微笑み』マノエル・ド・オリヴェイラ(葡)
2020年
①『ボストン市庁舎』フレデリック・ワイズマン(米)
②『逃げた女』ホン・サンス(韓)
③『アンカット・ダイヤモンド』サフディ兄弟(米)
④『荘園の貴族たち』クリスティ・プイウ(羅)
⑤『ラヴ・アフェアズ (言葉と行動)』エマニュエル・ムレ(仏)
⑥『川沿いのホテル』ホン・サンス(韓)
⑦『春江水暖 ~しゅんこうすいだん』グー・シャオガン(中)
⑧『涙の塩』フィリップ・ガレル(仏)
⑨『奥様は妊娠中』ソフィー・ルトゥルヌール(仏)
⑩『8月のエバ』ホナス・トルエバ(西)
2021年
①『ファースト・カウ』ケリー・ライカート(米)
②『アネット』レオス・カラックス(仏)
③『MEMORIA メモリア』アピチャッポン・ウィーラセタクン(哥)
④『ドライブ・マイ・カー』濱口竜介(日)
⑤『フランス』ブリュノ・デュモン(仏)
⑥『フレンチ・ディスパッチ』ウェス・アンダーソン(米)
⑦『みんなのヴァカンス』ギョーム・ブラック(仏)
⑧『ガール・アンド・スパイダー』ラモン&シルヴァン・チュルヒャー(独)
⑨『カード・カウンター』ポール・シュレイダー(米)
⑩『ベネデッタ』ポール・ヴァーホーヴェン(仏)
2022年
①『パシフィクション』アルベール・セラ(西)
②『リコリス・ピザ』ポール・トーマス・アンダーソン(米)
③『NOPE / ノープ』ジョーダン・ピール(米)
④『EO』イエジー・スコリモフスキ(波)
⑤『偶然と想像』濱口竜介(日)
⑥『Saturn Bowling』パトリシア・マズィ(仏)
⑦『アポロ10号 1/2:宇宙時代のアドベンチャー』リチャード・リンクレイター(米)
⑧『イントロダクション』ホン・サンス(韓)
⑨『ノーバディーズ・ヒーロー』アラン・ギロディ(仏)
⑩『Who’s Stopping Us』ホナス・トルエバ(西)
2023年
①『トレンケ・ラウケン』ラウラ・シタレラ(亜)
②『瞳をとじて』ビクトル・エリセ(西)
③『落下の解剖学』ジュスティーヌ・トリエ(仏)
④『フェイブルマンズ』スティーヴン・スピルバーグ(米)
⑤『枯れ葉』アキ・カウリスマキ(芬)
⑥『Unrest』シリル・ショーブリン(スイス)
⑦『世界の終わりにはあまり期待しないで』ラドゥ・ジュデ(羅)
⑧『The Temple Woods Gang』ラバ・アメール=ザイメッシュ(仏)
⑨『あやまち』カトリーヌ・ブレイヤ(仏)
⑩『A Prince』ピエール・クルトン(仏)
『ショーイング・アップ』ケリー・ライカート(米)
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