先生のおっぱい
俺は本当は通いたくなんてなかったんだ、学習塾なんて。
中一の夏休み、見学だけと言う体で親に無理やり連れていかれそのまま入塾、通うことになった。
塾と言ってもマンションの一部屋を教室みたくしている個人塾だった。
現れた塾長と言う先生はやけに筋肉質な上に必要以上に爽やかなおじさんだった。
「とりあえず今日は体験という形で授業受けて頂いて、そのあと正式に入塾するか決めても構わないので」
塾長は親にそう言っていたが、俺の意思なんて尊重されることはなくもう入塾することは決まっていたようだ。
これからよろしくお願いします。と挨拶をし、親は帰り、俺だけそのまま中に通された。
生徒はおらず、ひとり大学生位なのだろうか綺麗なのに髪ボサボサでキャミソール姿の女性がいた。
「今日から入塾することになったから。よろしくね」
塾長がそう言うと、その女性は、ヤッホーと手を振った。
「あ、そう言えば君、僕の知り合いのアメリカ人のミックに似てるね。君はここではミックって呼ぶことにするね」
塾長がそう言って、女性も「よろしくねミック」と挨拶した。
そんな突然アダ名付けされても、、、。
ただ、色々言うのも面倒だしミックで良い。
「私はもう一つの方に行かないといけないので、ルリ先生に今日は授業をしてもらいますね」
そう言って塾長が出て行ってしまったこの一室に、肌の露出度高い女性と二人きり。
名字なのか名前なのかもわからない、この女性はルリと言うらしい事しか情報がない。
どうすんだ?
見学だけのつもりだったから何も持ってきてないのに。
そもそもこの人は教えられるのか?
「ミックはなんの教科が苦手とかある?」
「え、あ、す数学が苦手です」
「ふーん。じゃあ今日は数学でもやる?」
「え、あ、いや、大丈夫です」
「なに!うける!緊張してんの?」
「ま、まぁ、、、」
「じゃあさ、おっぱい触ったことある?」
突然何を言い出すんだこの人は!? 緊張をほぐすためなのか。だとしたら、中一男子には刺激が強い。
声が出ず、激しく首を横に振る。
「だよね~!マジチョー可愛いんだけど~!とりあえずよろしくね」
そう言って握手を求める様に手を差し伸べてきた。
「え、あ、はい、よろしくお願いします、、、」
一応自分も手を差し出すと、その握られた手がそのままルリ先生の胸に向かっていった。
キャミソール越しの女性の胸の感触。
「どう。おっぱい? まぁ、そんなに大きくないけどさぁ」
そう、どちらかというと小さめ? なのかな。初めてだったから大きいとかい小さいとかわからなかった。
ただ、ブラジャーの素材の感触なのか、手に伝わってきたそれは固いと感じてしまった。でもそんなこと言えないし。
「ドキドキします」
子供ながらに考えた無難な回答。
ルリ先生は優しく微笑み、先生の胸を触っている俺の手を優しく離し手の甲をポンポンとしてくれた。
その手のひらの感触は、おっぱいよりも柔らかかった。
※この物語はフィクションです?
バジルさんがアザーサイドを書いてくれました❗大人な雰囲気になってて素敵😳↓
小説 私のおっぱい|バジル #note #スキしてみて
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