20240808

 立秋を過ぎて、季節的には秋だが、まだまだ酷暑は続く。心なしか風が吹くと多少涼しいような気がする。それも気持ち程度なのは間違いない。「心頭滅却すれば火もまた涼し」とはよく言うが、暑いものは暑い。
 トマス・ピンチョン『競売ナンバー49の叫び』(サンリオ文庫)を読み始めた。ピンチョンは初期短編集の『スローラーナー』を読んで、途中で挫折してしまっていたので少し不安だったが、今のところずっとハチャメチャな感じで楽しく読めている。

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