20241010
森崎和江『まっくら』(岩波文庫)を読んだ。明治から大正、昭和初期にかけて九州の炭鉱で働いた女性たちの聞き書き。わたしは九州の出身で、大学も福岡に通っていたので方言はある程度わかったので、本当に女鉱夫だったお婆さんたちの話を聞いているような感覚ですいすい読めた。男でも殴り掛かっていった話や仕事に出ず、博奕で身を亡ぼすようなダメ男の代わりに炭鉱に下がって子どもをおぶりながら働く女性たちのバイタリティー、活力に圧倒される思いだった。
森崎和江『まっくら』(岩波文庫)を読んだ。明治から大正、昭和初期にかけて九州の炭鉱で働いた女性たちの聞き書き。わたしは九州の出身で、大学も福岡に通っていたので方言はある程度わかったので、本当に女鉱夫だったお婆さんたちの話を聞いているような感覚ですいすい読めた。男でも殴り掛かっていった話や仕事に出ず、博奕で身を亡ぼすようなダメ男の代わりに炭鉱に下がって子どもをおぶりながら働く女性たちのバイタリティー、活力に圧倒される思いだった。