マインドフルネス!?「今日を充実させる」ビジネスコーチ的5つの質問
みなさん、こんにちは
ビジネスコーチたかぎけんじ です
いつも、お読みいただいてありがとうございます!
昨日は日本橋私塾の「月間目標設定会」でした
2021年も四半期、4分の1が終わったところなので
毎月月初にやっている目標設定ワークとは違うワークを
やってみました
みなさん、それぞれに新しい気づきを得ていただけたようなので
今日はそのワークをご紹介していこうと思います
今日のお話を動画で見たい方はこちらから
https://youtu.be/BabsV35xY4E
それでは、今日も行ってみましょう
昨日の日本橋私塾で行ったワークは
あなたが、
自分の人生でやっておきたいことや
これからの人生をどんなふうに生きていきたいか
を言葉にしていくワークなのですが
このワークを皆さんにご提案しようと思ったのには理由があります
マインドフルネスという言葉は
既にご存知の方も多いと思います
近年アメリカから逆輸入されてきた
「マインドフルネス」は
不安を取り除くことや、目標達成を目的として
「今この瞬間に意識の焦点を向ける」こと
そして、そのスキルを養う訓練として瞑想などをすること
などを、指しているのが一般的だと思います。
その一方で
こうしたアメリカ的「マインドフルネス」の大元になっているのは
原始仏教などで言われている「即今、当処、自己」という言葉
漢字で「すなわちいま、あたるところ」自分という意味の「じこ」と書きますが
この「即今、当処、自己」は
「いまこの場所で自分が感じていることが現実の全てである」
ということ、そして
「それを評価せず受け入れること」
を意味しているといわれています
原始仏教における 坐禪は
座ることそのものが目的であり
何かのスキルを養ったり、目標を達成するための訓練ではない
とも言われます。
あ、ちょっとマニアックな話に寄ってきちゃったので本題に戻りましょう
確かに「今、此処」に焦点を当てるように意識して毎日を過ごしていると
自分の実践力は高まるし
それに伴って、充実感や満足感は高まりますし
その結果として、良い成果を得ることができる機会も増えるように感じます
ぼく自身はコロナ以前に1年半ぐらい
とあるお寺さんに月に1回ぐらいのペースで坐禪を組みに行っていたこともあり
坐禪を組むのは好きで、今でも自分自身で毎日続けています
なので「マインドフルネス」的な意識の持ち方や行動にはとても共感をしています
だから
より質の高い人生を送っていきたいと考えている方には
「今、此処」に焦点を当てるように時間を過ごすことはとても効果的だと思っています
ですが、ぼくがコーチングをやり始めたばかりの頃
もう10年近く前になるでしょうか
ある方と
「今日一日を精一杯生きることが大切で
そのためには今日が人生最後の日だと思って毎日を生きることが大切だと思う」
という話をしたときに
その方に
「じゃあ将来の目標なんて立てる必要ないですよね」って言われて
すごく違和感を感じた記憶があります
スティーブ・ジョブズさんは有名なスタンフォード大学の卒業式での講演で
こんな風におっしゃっていますね
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私は毎朝、鏡に映る自分に問いかけるようにしているのです。
「もし今日が最後の日だとしても、今からやろうとしていたことをするだろうか」と。
「違う」という答えが何日も続くようなら、ちょっと生き方を見直せということです。
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ポイントは「生き方を見直せ」という所にあるように思います
象徴的な言葉の
「もし今日が最後の日だとしても、今からやろうとしていたことをするだろうか」
ここだけを自分の都合の良いように解釈してはいけないんだと思うのです
その人の置かれている状況によっては
「今日が人生最後の日」だったら
今日得られる一時的な快楽を求めるような日々を送ることになるかもしれません
ですが、一時的な快楽を求め続けた10年後の自分が
今日の自分を振り返ったときに、自分の人生に満足や納得ができるとは
ぼくには思えないんです
ぼくたちは、出家したお坊さんみたいな暮らしをしているではないですからね 笑
そんなことを考えた結果
今日これからご提案するワークを考えました
では、ここからワークです
いつものように大きめの紙を用意してください
A3のコピー用紙がプロジェクトペーパーがお勧めです
それから、消せないペンと
スマホなどのタイマーを用意しましょう
それでは、今日の質問です
質問1
あなたは、何年後に死ぬ予定ですか?
タイマーで3分測りましょう
3分間で
自分の人生の終わりを仮決めします
いつ、どこで、どんな風にあなたの人生が終わりを告げるかを想像して
紙に書き記してください
ぼくの場合は80歳
前の日にいつも通り仕事を終えて帰宅し
晩におやすみなさいと言って布団に入り
朝起きたら死んでた
というのが理想の死に方です
こんな風に、あたなが死ぬ様子とタイミングを言葉にしてください
最初の質問は「あなたは何年後にどんな風に死ぬ予定ですか?」
でした。
二つ目の質問
もし、あなたが死ぬタイミングが10年後になったとしたら
それまでに、どんなことをやっておきたいですか?
タイマーで5分測って、思いつくことをできるだけたくさん
箇条書きしてください
30個以上やりたいことを書くことを目標にリストにしていきましょう
続いて三つ目の質問です
もし、あなたが3年後に死ぬとしたらどうでしょう
それまでに、やりたいことを30個と
ここからは、残りの三年間をどんな風に生きたいか
もあわせて書いてください
これも、タイマーで5分間 測ってスピード感を持って書いていきましょう
三つ目の質問
では、1年後にあなたは死んでしまうとしたら
何をやっておきたいですか?
同じ要領で
やりたいこと30個と
どんな風に生きたいかを
3分間でリズム良く書いていきましょう
4つ目の質問
つぎは、1ヶ月後です
もし、あなたが1ヶ月後に死ぬとしたら
何をやりたいですか?
どんな生き方をしたいですか?
同じく3分間でリズム良くスピーディーに書いていきましょう
さあ、最後5つ目の質問です
もし、明日死ぬとしたら
今日、なにをやりますか?
そして、どんな一日を送りたいですか?
3分間で思いつく限り書いてみましょう
はい、ありがとうございます!
では、今日の5つの質問整理しておきましょう
1、あなたは、何年後に死ぬ予定ですか?
いつ、どこで、どんな風にあなたの人生が終わりを告げるかを想像して紙に書きます
2、もし、あなたが死ぬタイミングが10年後になったとしたら
それまでに、どんなことをやっておきたいですか?
3、では、1年後にあなたは死んでしまうとしたら
何をやっておきたいですか?
どんな風に1年を過ごしたいですか?
4、あなたが1ヶ月後に死ぬとしたら
何をやりたいですか?
どんな生き方をしたいですか?
5、最後に明日死ぬとしたら
今日、なにをやりますか?
そして、どんな一日を送りたいですか?
今日の質問はこの5つでした
昨日の日本橋私塾でこのワークをやっていただいた方たちの感想では
ある方は
明日死ぬとなると「焼肉を食べたい」とか出てくる
自分は中長期的な目標をしっかりと設定したほうがいいんだって感じた
という方や
だんだん、残り時間が短くなるにつれて
同じ方向性のやりたいことでもより具体的になってくるのを感じた
さらに、別な方は
やりたいことの本質は一緒でも
残り時間が短くなるとそのやり方が変わってくると感じた
というフィードバックをいただきました
個人差はあると思いますが
1、短期的な思考だと「一時の快楽」に流されやすくなるデメリットがあります
2、中長期的な思考だと具体的なイメージを描きにくいデメリットがあります
3、残り時間が短くなることで、一つのことにかけるスピード感に変化がおこります
総合して考えると
質の高い毎日を過ごしていくためには
中長期的な目標を明確に持ちながら
「即今、当初、自己」に焦点を当てる
ということが、未来の自分自身に満足感や納得感を届けることができる
そんな風におもいました
今日のお話を動画にしました
https://youtu.be/BabsV35xY4E
ぜひ、動画でおさらいをしてみてくださいね
チャンネル登録もお願いします!
みなさん、正しい手洗い、適切なマスクの着用、ソーシャルディスタンスに配慮して
毎日を上手に楽しんでいきましょう
それでは、今日はここまでにします
今日も最後までお読みいただいてありがとうございました。
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