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ヒラ公務員欧州へ行く7 ~ミラノ万博2~

2015/9/14 mon 風邪の状態:★★★★(かなり悪し)
イタリアミラノ市 110万平方メートルのミラノ万博会場

 万博での昼食はアンゴラ料理にしました。全然なじみがありませんが、アンゴラはアフリカにある国だそうです。

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なぜここの料理を選んだかというと、得体が知れないからこそ面白そうと思ったからです。万博には約140カ国が参加しており、各国が一つずつ建物(パビリオン)を設けています。その中で食糧問題や環境問題への取り組みや独自の食文化の紹介を行い、レストランもそれぞれ設けられています(食文化等の紹介スペースとレストランの入り口は別です)。これはつまりレストランが140あり、料理の国籍が全て違うということです。何を食べるかノープラン状態だった自分は当然迷いました。散々歩き回った結果、聞いたことも無い国のアンゴラを選びました。

 どんな料理が出てくるか期待しながら字が読めないので適当に注文しましたが、出てきたのはどう見てもヨーロッパ風のリゾットでした。結構お洒落です。

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これがアフリカの国の伝統料理?昔の宗主国の料理ってこと?とかいろいろ思いながら食べましたが普通に美味しかったです。味はどう考えてもヨーロッパ風にトマトリゾットでした(後から調べたら、ポルトガルの植民地だったようです)。
 ただ、コウモリのシチューや蛇の唐揚げなど、ぼくの同世代の星であるイッ〇Qのイモ〇氏などが見れば絶叫するような料理をいくらか期待していた身としては、肩透かしを受けた気分でした。もうちょっとこう、例えばこのノートのイイね数が爆上がりするような、そんな逸品が欲しかった。アンゴラのことが少し分かったような何も分からなかったような…そんな気分で外に出ました。
 ミラノ万博の各パビリオンで特に人気が高かったのは、ヨーロッパと文化圏が遠いアジアの国々のようでした。基本的にヨーロッパからのお客さんが大多数のこの万博において、やはり物珍しさがあるのだと思います。日中韓、タイ、ベトナムなどは相当な行列が出来ていました。

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↑この真っ白なのは韓国です

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↑タイのパビリオン

日本のパビリオンはもちろん行きましたが、中のコンテンツについてはこの大行列に並ぶと倒れると思ったので見らずじまいです。イタリアで病院のお世話になるわけにはいきません。自由に入れるレストランだけ覗くことにしましたが、そこにはなんと吉野家とココ壱が出店していました。まさかイタリアで見ることになるとは…驚きました。

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↑ 盗撮気味に撮れたココ壱番屋

 そうこうしているうちに夕食の時間です。風邪の身ですが食欲はあります。やはり、病気に打ち勝つために肉を食べたい。そういえば、南米ではたくさん牛肉を食べるって聞いたことあるな…。そう思い立ち肉料理を求め、夕暮れで美しい明かりがつき始めた会場をまた歩き始めました。

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↓ ヒラ公務員欧州へ行く1~6はこちら。


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