キットカットの桜パッケージを分析してみた
KNAPのデザイナー3人でトークしてます。
あくまでメンバーで個人的に分析をさせていただいておりますことをご了承ください。
デザイン分析元の基本情報
商品の特徴:春のキットカット
パッケージ・サイトについて比較
#東北 #キットカット #桜 #デザイン #キャンペーン #サイト #パッケージ
URL:https://nestle.jp/brand/kit/sakura/
企業名:ネスレ
分析メモ
一面桜のイラストのパッケージで一目で限定品だと分かります。今年はただの春パッケージというわけではなく、東日本大震災の復興に伴う、桜の植樹活動を伝えるものとなっています。
パッケージのデザイン特徴
正面から見た場合
上から見た場合
商品のコピーが書かれているので、縦に陳列されている場合、消費者がこ
のコピーを読んで手に取ることができる。ここにブランドと消費者のコミュニケーションが生まれています。
カラースキーム分析
赤:ロゴ
ピンク:桜
水色:空(アクセント)
緑:芝生(メッセージ)
桜のピンクが大幅に占めている。イラストに合わせてデザインの配色がされていて、特設WEBサイトも同じ配色になっている。
WEBサイトと比較してみた
パッケージとリンクする点
・イラスト
・カラースキーム
・視線誘導
・フォント
・ファーストビューの下は、すぐに”東北地方へ送るメッセージ”に移る
これはロゴの次に植樹活動に誘導するパッケージデザインとリンクしてい
る。
・花びらリアルなタッチのイラストになっているが、メインビジュアルの桜
吹雪の流れと合わせて散りばめられている
あしらいデザイン
「Product」や「Campaign」という見出しデザインは、イラストにマッチするような手書き文字であしらわれています。
・「桜」の文字やスライドのインジケーターを花びらであしらっている
・シャドウを使って立体的にしているが、くどくなく爽やかな印象
・差し色の水色が効いている
フッター
フッターはお馴染みの赤で締めています。ここまで来て、このWEBサイトでは商品ロゴ以外にブランドカラーである”赤”を使っていなかったんだと気付きました!
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