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牛肉麺絵日記 牛肉麺18/100杯目 牛老大牛肉麵館 (台湾・台北)4/18/2013

スケッチー17

牛肉麺屋さん巡り18日目。2013年4月18日 夕方6時。(台湾・台北)
今日は地下鉄MRTの古亭駅周辺に来ている。古亭駅を降りて台湾師範大学に向かって歩いてみた。駅から師範大学までの道は街路樹が多く、車通りが多い割にのんびり静かな雰囲気。大学の前を歩き、脇道である師大路に入ると次第にお店が増え賑やかなエリアに入る。この大学近くの繁華街は台湾大学周辺に比べるとおしゃれなお店が多いように見える。車道より一段高い基礎に建つファミリーマートも、師範大学の前にあると少し落ち着いて見えるのは気のせいだろうか。

師範大学前には夜市がでるのでそのまま市を覗いて牛肉麺屋さんを探してみる。台湾夜市は日本の縁日夜店のように食べ物屋さんの屋台がずらっと並んでいるイメージでしたが、この夜市はほとんどが店舗型のお店。食べ物屋さんも多いが、それよりもどちらかと言うと服屋さんやアクセサリー屋さんなどおしゃれなお店が目立つ。夜市は大変賑わっているが客のほとんどが若者だ。夜市の中には小さいが落ち着ける師大公園があり、たくさんの若者が夜市で購入した軽食を食べながらおしゃべりをしている。大きなチキンフライが人気らしく、沢山の人が頬張っていた。

すぐに数軒見つかるだろうと思っていた牛肉麺屋さんが見つからず、とりあえず大腸麺線の小さいカップを食べてみる。麺線は初めて台湾に来て、見た食べ物の中では一番食欲をそそられない食べ物だった。どろっとしたドロドロのスープに、煮過ぎたそうめんのような麺が入る。牡蠣入りと大腸入りがある。牡蠣か大腸か。振り幅大きな二択。しかし、見た目は悪いが美味しい料理。大腸麺線はカツオの出汁が効いたホルモン・チャウダースープ。麺は茶色い麺でそうめんとは香りが違う。大腸もよく炊けていて上に添えられた香菜と食べると味わい深い。

大腸麺線を食べていると、すぐ近くに牛肉麺屋さんがあった。牛老大牛肉麵館。今日はこのお店でいただいてみる。

店の見た目は少しファーストフード店の様。若者が主客だからだろう。店内に入り、カウンター席に座る。小皿前菜が棚に並んでいる。牛肉刀削麺を注文。

店内は女子大生らしきお客さんで賑わっていて、注文待ちの女子大生のグループが楽しそうに談笑している。なんだか居心地が悪く、肩をすぼめて急いで麺をすする。味の感想はよく覚えていない。無料の甘いお茶を飲んで路地に出た時ホッとした。

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