削ぎ落とすことで、文章は良くなる
まず、文章は読まれないことが前提です。
なぜなら、時間がないからです。
たいていの文章は読まれません。
書き手は、この前提を持っておく必要があります。
読み手は時間がない、という事実を知っておかなければならないのです。
自分自身の行動を振り返ってみればわかります。
書き手は『読まれる文章』にする必要があります。
どんな文章が読まれるでしょうか。ポイントは5つです。
1、短い文章
話が長い人は、文章が長いです。具体策として、前置きを全部切ってみることです。99%、前置きはいりません。それだけで文章にキレが出ます。
2、読み手自身に関係のある文章
大半の人は、他人のご飯・リア充の写真に全く興味がありません。『だからなんなの?』と思われるだけです。みな、自分のことに最も関心があるのです。『読み手にとってためになる要素』がない文章は、書かない事です。
3、結論が先行している文章
結論の見えない文章は、それ以上進みたくありません。最初に結論を言うことです。一気に、文章にキレが生まれます。
4、記号を使わない
『!』『(笑)』『・・・』などを使わないことです。品がなくなります。子供じみた文章になります。また、表現を記号で表そうとするのは、その文章自体が面白くないのです。本当に伝わる文章に、記号はありません。名文に記号は一切ありません。
5、何かためになることを書く
それを読んで、気づきや行動のキッカケになることがベストです。文章を書く意義は、誰かの役に立つことです。
みな時間は無くて、文章を読んでる時間はもっとありません。
だからこそ書き手は、最も読者の時間を大切に考えてあげるのです。
まずは、前置きを全て削ってみることです。
ではまた今度。
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