『与える人か奪う人か』に『人当たり良さ』は全く関係ない
世の中には4通りの人がいます。
・人当たりが良く、人に親切である
・人当たりは悪いが、人に親切である
・人当たりはいいが、人に対して親切ではない
・人当たりが悪く、人に対し親切でもない
極めて重要なことは
・人当たりは悪いが、人に親切である
・人当たりはいいが、人に対して親切ではない
この2通りの人がいることです。
『人当たりが悪いが、人に親切である』
この人は、表向きは厳しかったり、怖そうだったり、ちょっとトゲがあったりします。
言い方がきつかったりして、人に誤解されがちです。
でも、本質的には相手のことを考えて、いいことをする思いで生きています。
つまり『何かを与えたい』と思って生きています。
一方で
『人当たりはいいが、人に対して親切ではない』
この人は、極端に言い換えると詐欺師タイプです。
表向きは感じよかったり、優しそうだったり、無難な態度でいます。
見た目や風貌に気を使い、どう思われるかを強く意識します。
しかし、本質的には『奪う』ことを考えています。
例えば仕事のシーンで言えば、面倒なことは人のせいにしたり、人に振ったりと、自分を守ることばかり考えます。
親切な人を見つけたら、その人は格好のターゲットです。どんどん相手の時間とエネルギーを奪います。
『与えることを考えている人』と『奪うことを考えている人』
これは、全く違う人間です。
重要なことは、ここに『人当たりは関係ない』こと。
・一緒に仕事をする時
・恋人や結婚相手を見つける時
・友達を選ぶ時
この『与えるか奪うか』を見極めることは、極めて重要です。
もし、付き合っていくうちに『この人は自分のことばかり考えているな』と直感したら、それは当たっています。
『与える人』は、『奪う人』からエネルギーを取られることで、辛くなりパフォーマンスが大幅に下がります。
『与える人同士でチームを組むこと』これが、いいパフォーマンス、幸せな人生、を過ごす上でもっとも重要です。
『奪う人』を排除しなければなりません。
また『生来与える人』と『生来奪う人』の中間に『与えられたら与える・奪われたら奪う』という人がいます。
この人は、与える人と付き合えば与える人になり、奪う人と付き合うと奪う人になります。
つまり、成果をあげるチームや組織を作るに当たって最重要のことは
『奪う人の排除』です。
人から奪うような人といる限り、マイナスのスパイラルに陥ります。
せっかく『与えることで世の中を良くしようとしている人』を、奪う人がいることでエネルギーを消してしまってはもったいないのです。
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