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「育てる」者として
寒い。再来週には3月が待ち受けているとは到底思えない。
が、今年の冬はこれでも暖かいらしい。流氷が未だ訪れていないことでそれが伺える。
たくさん本を読んできた。今も尚、時間があれば本を読んでいるように思う。
最近はじっくりと読む必要がある物語や小説よりか、コラムや啓発系のものを読む頻度が増えたが、これは私の成長というよりかは、ずっと何かに悩んでいてその答えを本やエッセイの中から探し出そうとしているように思う。
プライベートも、仕事でも、悩みや不安というのはつきものである。
自分は双方で長い長いトンネルの中にいるような気がしている。羽を広げられない感覚というような。社会人になるとこのような気分をみんな味わっているだろうと想像することはできるが、やるせない気持ちだ。
話は変わって、
先日、ある研修会に参加した。
たくさんの学びがあったが、その中でも特に「言葉」について多くのことを知ることができた。
講師は問う、
みなさんは「信頼」と「信用」の違いを考えたことがあるだろうか?
信頼も信用も違いが全くわからない私に、講師は続けた。
【信用】
主に過去の実績や行動に基づいて、客観的な観点から信じること
経済的な評価を指す場合が多く、条件つきで相手を信じること
→能力や結果の積み重ね
【信頼】
将来的に生じる感情や行動に期待して、主観的な観点から信じること
人間関係における深い信頼感を表し、相手との結びつきを示すこと
裏付けも担保もなく相手を信じること
→人間性や普段の行動の積み重ね
あなたは信頼される人になるんだよ。
と。
はたして、わたしは信頼される人になれているだろうか?
自分が信頼できる人ってどんな人だろう。と考えた。
嘘をつかない人
誠実な人
人を理解しようと言う気持ちがある人
人をよくみている人
表現力豊かで、知識が豊富な人
どんなことがあっても味方でいてくれる人
肯定してくれる人
秘密を秘密として黙っててくれる人
この8項目を兼ね備えている人を自分は信頼できる。
仕事では信用が大切になるが、
人と人の関わり、心と心の関わりではやはり信頼される人になりたい。
子供からも大人からも関係なく信じてもらえて、心を頼ってもらえる人になりたい