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【94】言葉数が減る理由の考察

大人になると

歳を重ねると

あまり喋らなくなる

そんな気がしている

周りの人にそういう人が多くて

最近は私自身も

そうなっているような気がした

どっちが良いとかではない

上手く言葉に出来ない

なんとなくの感覚で

「大人って余計な事話さないよな」

「なんでだろ」なんてのが

分かってきたような気がする

多分私はもともと

大人しい性格だ

言いたい事を言うのは大事

だけど

言うことで面倒臭い事になったりもする

でもやっぱり

言うことで伝えられる事は多い

コミュニケーションは大切。

言いたい事を言うことは大事

だけど

言葉にすることで責任を負う可能性もある

言いたい事を言うことは大事

だけど

言葉にすることで

その人の気持ちとか、選択とか

人生をいい方にも良くない方にも

変えてしまうことがある。

人は

歳をとればとるほど

守るものは狭くなるような気がする

若い時

10代とか20代は

親とか先生とか大人に

社会に守られながら

友達とか仲間とか家族とか

そういった範囲のつながりを大切にしているような気がする

年齢を重ねていくと

自分が

自分自身や自分の家族を中心に

守る立場に変わっていくんだと思う

関わる範囲は狭くなって

その分

濃密に深く

近い範囲の人に注ぐ割合が多くなる

守るもの、余計な手間、周囲の人の変化、プライベートへの関り

責任、面倒くささ、様々な要因が出てきて

人は、言葉にすることが減ってくるんだと思った。

それでも改めて

コミュニケーションは大切

相手は何を考えているのだろうか

この集団はどこに向かっているのだろうか

意志の疎通や統率は必要

人と関わるときに

何も考えていない人は

きっと少ない

きっと想像を超えるくらい壮絶で様々な

数多くの体験をしている人間が

平然とその辺で暮らしている。

自分だってそう

誰にも語りつくせない

色んな何かを抱えて

一生懸命生きたり

なんとなく生きたりしている。

なんとなく

そんなことを考えた

それだけの話。

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