【160】病室の重鎮
入院しています。
大体4週間になります。
私が入院したときに
私より先に入院していた人がいました。
その人は私より先に退院していきました。
おめでとうございます!
私より後に入院してきた人がいました。
その人も私より先に退院していきました。
おめでとうございます!
当然のことながら
「同じような」はあっても
誰一人同じ人はおらず
誰一人全く同じ手術もなく
誰一人同じ怪我でも全く同じなんてことはない
退院したいモチベーションも似ていても異なっているのは面白い。
Aくん20代 膝
私「退院したらなにするの?」
Aくん「とりあえずあそこのコンビニでタバコ吸ってからその足で焼き肉に行きます。その後ラーメン食って、酒買って家で死ぬほどダラダラしますね。欲にまみれたいです!」
Bさん50代 個室
私「退院したら何されるんですか?」
Bさん「ごまかして先生に嘘ついて大丈夫って言ったとこもあるから、まずはここに帰ってこないように気をつけるわ!子供の為に作ったベッド自分用に改造すっかな。写真送るからライン教えてな!あと大阪王将で中華飯食うな!うめんだ!」
Cさん20代 膝
私「退院したらなにするの?」
Cさん「魚べぃで寿司を食べます!そのあとスタバに寄りますね!あと乃木坂のライブと草野球の試合があって、、、あとサウナにも行きます!筋トレします!退院してからの楽しいこと考えて乗り越えました!」
Dさん70代 腰
私「退院したら何するんですか」
Dさん「酒!」
そういうの
良いと思います!
好きな物を自分のタイミングで飲み食いできる
このことが上位に来る人が多いのかな?
即答で返事聴かれることが共通していて
その時考えるんじゃなくて
事前に決めているんだ(笑)
自分のその時は何を望むんだろうか。
「仕事どうしよう」
それしか考えていなかった。
先ず第一に、体をメスで切って縫って、高熱出して、とても痛くて、強引にリハビリして、、、。
原因は難にしろ
自分、よく頑張りました。
考えすぎも良くなく。
一旦何か、楽しいことを。
少し考える。
「これが!とにかくこれが!」
というほどのものはなかった。
アウトドアが好きでもなく
スポーツは今回ケガで引退というか元々やってない。
酒タバコ少しやってみようか?
パチンコはどうせ負けるし
久々スマホゲームしたから、実際に麻雀したい。
とかそんなもん。
羨ましいけど
「どうしてもこれがしたい」
なんていうのは
必ず必要なものじゃない。
人生いろいろ。
ただ自分の場合は
「とりあえず少し興味があるならやってみよう」
にしたほうがいいことに
入院して色んな人をみて気付いた。
強い気持ちが真実
弱い気持ちは偽り
じゃない。
ちょっと思ったら、それは思ったんだから
気が向いたらやってみれば良い。
うん。
半田屋でお腹いっぱい食べたいかな!
病室のヌシとして
その日が来るまでは
退院する人を見送り続ける。
最高で特別な2024年だ!
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