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「一般社団法人KATASHINA MOUNTAINS」が描く地域活性化プロジェクト

はじめまして!
群馬県利根郡片品村で「スカイランニングイベント×ツーリズムイベント」事業を展開している一般社団法人KATASHINA MOUNTAINS(KM)です。

私たちは、2015年から「尾瀬の麓"片品"」で有名な群馬県利根郡片品村でスカイランニング大会を開催してきました。

KMでは年間で6大会21コースからなる「スカイランニング”KATASHINA MOUNTAINS SERIES”大会」を開催。スカイランニング×観光事業=スカイランニングツーリズムの普及を掲げて活動しています。

そのほかにも、スカイランニングを通じた、山岳保全、ジュニア育成、冬季山岳スポーツのPR活動、各種山岳関連イベントを開催している団体です。
今回は、そんな私たち片品マウンテンズの自己紹介も兼ねて、これまでの活動やこれからの目標をシェア・ご紹介します!


一般社団法人KATASHINA MOUNTAINS(KM)

一般社団法人KATASHINA MOUNTAINS

一般社団法人KATASHINA MOUNTAINS(KM)とは、群馬県利根郡片品村に拠点を置く「山岳スポーツを通じて地域再生・リブランディングに取り組んでいる団体」です。

KMの代表を務めるのは片品村出身の「星野和昭(ほしのかずあき)」。
星野は片品村出身のスカイランナー兼KMS大会プロデューサーです。ほかにも、現役のスキーモ選手や、トレイルランニング大会で活躍している各種選手も参画しています。

「人・資源・山岳スポーツ」をつなぐジョイント役として、これからも持続可能な地域成長(リジェネレーティヴ:再生・循環)を目指します。

KATASHINA MOUNTAINSの代表的なメンバー

ホタカ スカイランの様子

片品マウンテンズの代表を務めるのは「星野和昭」。
地元片品村で生まれ育ち、高校卒業後は事業の一環として全国を飛び回ったり、国際的なスカイランニング大会などに出場したり、山のプロとして活動してきました。

片品マウンテンズには、国内有数のトレイルランニング大会に出場している選手や、スキーマウンテニアリングでのオリンピック出場を目指している選手など、さまざまな山のプロが集結。片品村を盛り上げるための活動に協力してくれています。

KATASHINA MOUNTAINS SERIES(KMS)の運営

片品マウンテンズでは、片品村を活用した山岳スポーツのシリーズ大会を開催。KATASHINA MOUNTAINS SERIES(KMS)という大会を年間で複数開催し、地元片品村の活性化が狙いです。

具体的な内容は、山岳スポーツイベント(スキーモ・スカイランニング・トレイルランニング)大会や関連するツーリズム、各種社会貢献事業に取り組み、群馬県片品村の持続可能な発展を目的に活動しています。

片品村には「3つの谷」が存在しており、本大会ではその各渓谷をダイナミックに活用したコースが魅力ポイント。雄大な片品の自然が創りあげた「3つの谷からなるMOUNTAINS=山脈」を最大限に楽しめるレースパッケージツアーは、尾瀬片品ならではのアクティビティです。

KATASHINA MOUNTAINS SERIES(KMS)でしか味わえない、関東最大級の大自然を、ぜひご体感ください。

一般社団法人KATASHINA MOUNTAINSが掲げる6つの柱

日光白根山アセント「キッズ部門」の様子

一般社団法人KATASHINA MOUNTAINS(KM)は、スカイランニングをはじめとした山岳スポーツを通じて地元の活性化とジュニア育成に注力。
片品マウンテンズでは、常に10年先を見据えた取り組みを意識しながら活動しています。

KATASHINA MOUNTAINSの取り組み1:スカイランニング競技の主催・支援

ホタカ スカイランの様子

片品マウンテンズ(KM)では年間で6大会、複数回イベントを実施。
スカイランニングや、スキーマウンテニアリング(スキーモ)大会などを通じた山岳スポーツ業界の普及活動にも取り組んでいます。

<片品マウンテンズが開催している山岳スポーツ大会一覧>
HOTAKASKYRUN(ホタカ スカイラン)
 
会場:武尊山、武尊牧場、オグナほたかスキー場
 開催日:例年6月中旬
丸沼高原日光白根山アセント
 
会場:丸沼高原スキー場
 開催日:例年9月上旬
OZE IWAKURA SKYVALLEY(オゼ イワクラ スカイバレー)
 
会場:ホワイトワールド尾瀬岩鞍スキー場、武尊牧場
 開催日:例年10月上旬〜中旬
尾瀬戸倉尾瀬国立公園マウンテンマラソン
 
会場:戸倉スキー場、尾瀬国立公園内
 開催日:例年10月下旬〜11月上旬
かたしな高原スノーランニング
 
会場:かたしな高原スキー場
 開催日:例年2月中旬
スキーマウンテニアリング(スキーモ)大会
 
会場:武尊山、武尊牧場、オグナほたかスキー場
 開催日:例年3月〜4月

KATASHINA MOUNTAINSの取り組み2:ツーリズムの主催・支援

群馬県利根郡片品村の「シンボリックブリッジ:尾瀬大橋」

一般社団法人KATASHINA MOUNTAINS(片品マウンテンズ)では、KATASHINA MOUNTAIN SERIES(片品マウンテンシリーズ)大会のほかに、山岳スポーツイベントも開催。

片品の観光情報とともに、尾瀬片品村に広がる大自然を活用して「山や緑に触れる魅力と楽しさ」を伝えています。

片品マウンテンズが開催している山岳イベント
TRAIL CAMP in HOTAKA(トレイル キャンプ in ホタカ)
 開催日:例年7月〜8月
 会場:武尊山、武尊牧場、オグナほたかスキー場
TRAIL CAMP in OZE(トレイル キャンプ in オゼ)
 
開催日:例年7月〜8月
 会場:丸沼高原スキー場
TRAIL WORKS in HOTAKA(トレイル ワークス in ホタカ)
 
開催日:整備中
 会場:整備中

KATASHINA MOUNTAINSの取り組3:ジュニア選手の育成

片品マウンテンシリーズ「キッズ部門」の様子

一般社団法人KATASHINA MOUNTAINS(片品マウンテンズ)は地域活性と並行して、未来の片品村・日本を担っていく「キッズ育成」にも注力。
片品マウンテンズに関わった選手のなかからも、山岳関連の全日本大会やスポーツ大会で活躍している現役選手がいます。今後も片品マウンテンズでは「未来で輝くスポーツ人材」を、尾瀬の麓片品村からサポートしていきます。

<片品マウンテンズが主催するジュニア育成>
①各大会でキッズレースを開催

KATASHINA MOUNTAINS SERIESでは各大会にキッズレースを整備。地元の子どもたちや県内外の児童を対象に、幼少期に走る楽しさと自然に触れ合う魅力を教育。自然への興味・関心を刺激することが目的です。
②スポーツ少年団への支援
KMが開催する「大人向けトレイルイベントなど」の参加費(売上)の一部を、地元のスキースポーツ少年団に支援金として寄付。
イベント参加者にチャリティー内容を伝えることで、皆様にも「片品村の子どもスキーヤーを支援・スキー文化を支えている意識」の働きかけを実施しています。
③指導者・アスリート等人材育成
イベント活動を通して「企画・運営を支える面白さ・人としての成長の大切さ」を実感していただき、結果的に指導者などの育成を目指します。
④アスリートの活動拠点作り
移住アスリートへの住居紹介、練習場所(旧スキー場など)の整備・確保、
合宿拠点となる宿舎の確保など、片品村でのアスリート活動支援を行っています。

KATASHINA MOUNTAINSの取り組4:登山道の整備

登山整備に取り組んでいる様子

一般社団法人KATASHINA MOUNTAINS(片品マウンテンズ)は、山岳スポーツ大会を通じて各会場となる登山道の利活用・整備にも取り組んでいます。
現在、全国的な問題として「人口減少による”未利用登山道の荒廃化"が顕著」です。
その様な過疎化により荒廃していく山の状況を少しでも変えるために、私たちは地元片品村から「山を通じた登山道整備・山岳保護活動・啓蒙活動」を実施しています。

<片品マウンテンズが取り組む登山整備活動>
①国立公園の保護と利用

片品村は「尾瀬国立公園」と「日光国立公園」の2つ国立公園が存在。慎重に丁寧に保護していくために、環境省との連携も図っています。
同時に、日頃から山岳業界で山道を利用している方々にも、今後さらに利用していただくためにフィールドの紹介も実施。
②マナー啓蒙活動
尾瀬の「木道を歩く」、「種子を持ち込まない」等のさまざまな登山ルールを、スカイランニング・トレイルランニング大会をきっかけに周知。
大会以外の場面でも、改めてフィールドに戻ってきてもらうことを目的に啓蒙活動を行っています。
③登山道整備
登山文化を継承すべく、たくさんの登山者が安全に登山できるように整備体制を重視。「大会開催で荒れた」などと言われることのないよう、逆に「大会を重ねる度にきれいになる」を目標にこれからの大会運営を目指しています。

KATASHINA MOUNTAINSの取り組5:SKIMO(スキーモ)競技大会の開催・支援

片品村で開催されているスキーモイベントの様子

片品村の主な産業は農業と観光業。
冬のメイン資源はスキー観光ですが、その数は年々減少しているため片品マウンテンズでは冬の新たな楽しみとしてスキーモの普及に努めています。
同時に、通年での山岳整備体制にも注力。

<①:片品マウンテンズが開催するスキーモイベント>
スキーモ普及活動イベントとして「1シーズンに約4回の体験会」を開催。
フィットネスとして「randonnée」を合言葉にスキーで雪山を登る楽しさを伝えています。
スキーモを使った冬の尾瀬ツアーも開催しているので、ぜひご参加ください。
<②:片品マウンテンズが開催するスキーモ大会>
武尊山を舞台とした本格派スキーモレース大会や練習場を整備し、世界基準にて開催。日本で活躍するアスリートのスキルアップの場として活用しています。
今後は「世界大会の誘致なども視野に入れて運営」する状況です。
<③:片品マウンテンズが開催する遭難対策イベント>
スキーモを含む山岳スポーツ活動にあたり、スタッフのスキルアップの場として開催。同時に一般参加も募集しています。スキーモに携わる人たちへの安全対策の場としても活用。
遭難・雪崩事故などへの対策、危機意識の向上が目的です。

KATASHINA MOUNTAINSの取り組6:片品マウンテンズの目標達成に必要な各種取り組み

代表:星野和昭

私たち片品マウンテンズは、自分たちが成長し続けるために必要なその他事業も展開しています。

<片品マウンテンズが行っているその他事業・取り組み>
①尾瀬かたしなゼロカーボンパーク実行委員会
「尾瀬かたしなゼロカーボンパーク」の実行委員として参加。フィールド整備分科会副会長として2030年に向けたアクションプランの提案やサポート等の事業連携を実施していきます。
②クラウドファンディング協力
「”尾瀬"の木道を修繕し尾瀬国立公園の自然と登山者の安全を守る!」を合言葉に、木道整備のクラウドファンディング支援を実施。皆様のサポートにより見事に目標金額を大きく上回る結果を残せました。2024年以降も引き続き登山道整備部門として連携していく予定です。

一般社団法人KATASHINA MOUNTAINSが目指すゴール

スキーモ尾瀬ツアーの様子

私たち一般社団法人KATASHINA MOUNTAINS(片品マウンテンズ)は、5年後10・年後の片品村を持続可能な形で「未来に継承」していくことを1つの目標に活動。

片品村には、世界に引けをとらない稀有な自然環境が豊富に存在しています。そこで、スカイランニングをはじめとした山岳スポーツを片品村の地域活性・観光回復・スポーツ振興の一助として利活用。
2015年から片品村の各地域で山岳レース、スノーラン、スキーモ大会を開催してきました。「スカイランニング」×「観光事業」=「スカイランニングツーリズム」として、片品村のリブランディングに取り組みながら世界へ・未来へ片品村をPRしていくために活動
今後は地域・行政・企業が一体となり一層の連携を図りながら「リジェネラティブ・ツーリズム(再生型観光)」の基盤構築を目指します。
未来に片品村を継承するために、ぜひ私たちと一緒に片品村を盛り上げていきましょう!

まとめ:片品マウンテンズは山岳のプロフェショナル集団

一般社団法人KATASHINA MOUNTAINSには、代表の星野和昭をはじめとする山岳スポーツを愛するプロ集団が在籍。
片品村を拠点に「地元の自然・山岳スポーツ事業」を利活用しながら、さまざまなアプローチで地域活性化活動を実施しています。

2024年で10年目を迎える山岳シリーズ大会もあるため、今後も片品村の活性化とともに私たち自身も成長することが目標です。
note上では、私たちの活動内容、片品村の情報、山岳に関する知識などを配信。片品村にも興味を持っていただき、ぜひ一度お越しください。