試合では7割のボールがバック側にくるから、バックハンドを積極的に鍛えた方がいいよ👌
みなさんは、フォアハンドとバックハンド、どちらが得意ですか!?
どちらかといえば僕が得意なのはフォアハンドです。
では、「試合で勝つために」優先的に練習に取り入れるべきなのはどちらか?
と考えた時には、バックハンドの練習を多めにしておいたほうがいいと僕は考えています。
もちろん、フォアハンドが強いのは非常に重要なことです。
ですが、試合で勝つためにはバックハンドを鍛えておくことが近道になりやすいです。
今日はその辺の話をさせていただきたいと思います。
では解説させていただきます。
(1)実践で勝つための近道は、 バックハンドを鍛えることにある
さて、筆者は実践で勝つための近道は、バックハンドを鍛えることだと考えています。
「フォアハンドを鍛えることよりも重要ですか!?」
と聞かれれば、よほどフォアハンドが弱点じゃない限り、YESと答えます。
なぜなら、バックハンドを鍛えることでラリーを有利にしやすくなるし、崩されにくくもなるからです。
逆にバックハンド技術が伴わない選手は、簡単に崩されやすく、調子の波も激しく、自分の思い通りの卓球がしづらくなることが多いのです。
なぜ、バックハンド技術が伴わない選手は試合で崩されやすいのか!?
今回は、バックハンドの重要性を説き、あなたの練習のモチベーションを高めて頂きたいと思います。
まずはバックハンドを鍛えた方が良い3つの理由をお伝えします。
(2)バックハンドを鍛えたほうが 良い3つの理由
❶実践ではオールフォア卓球はほぼ不可能 だから、バックハンドを鍛えた方が得策
まず前提として、現代の卓球では一般層も含めてオールフォア卓球はほぼ不可能です。
オールフォアをするには、サービスレシーブの質を格段に高めることや、相手のレシーブを読む力、どこに振り回されても動き切れるフットワーク、その体力など求められるものが多すぎます。
一般層の選手にはこれら全てをカバーするほどの練習量があるとは到底思えないです。
また一般層でもチキータによって攻撃的なレシーブをしてくる選手も増えています。
この状況下では、オールフォアを目指すよりもバックハンド技術を鍛えた方が効率がいいでしょう。
絶対にバックハンドを使わなければならないのなら、それを鍛えるべきです。
❷バックハンド技術が苦手だと簡単に試合で 崩されるから、バックハンドを鍛えた方が 得策
バックハンドに難がある選手は、本来バックハンドで処理するべきボールを無理やりフォアハンドで回り込もうとしているはずです。
これでは博打のプレーが多くなり安定して試合に勝つことが難しくなってしまうてましょう。
また、バック側に来るボールに対して回り込んでばかりいる選手は、フォアサイドを大きくあけることになります。
もちろん、回り込んで一撃をかますプレーも必要ではあるが、あまり偏りすぎると良くない。
読まれていると、あいたフォアサイドを狙われ一気に形勢逆転されます。
一度読まれ始めたら、リスクを負ってせっかく回り込んでもさらなるリスクを背負うことになります。
つまり、バックハンドが苦手だと相手に悟られたその瞬間に、あっという間に崩されてしまうということです。
バックハンドを鍛えておけば、無理して回り込む必要もなく、リスクを最小限に抑えられます。
❸試合では7割のボールがバック側にくる から、バックハンドを鍛えた方が得策
実はこれが一番単純で最も重要なポイントなのです。
試合では、7割のボールがバック側にきます。
サーブをバック側に出すことも多いだろうし、レシーブを安全にバック側に返球することが多いはずです。
さらには、そのサーブレシーブをクロスに返球してバック対バックからの展開なども多い。
つまり、実戦ではバック側にボールが集まりやすいということである。
このバック側に集まってくるボールをいかに上手に処理するのか!?という点が、試合の結果に直結してくるのです。
これを全てフォアハンドで返そうとすると、相当なストレスがかかります。
バックハンドを強化することで、あなたの卓球はぐんと良くなるはずです。
(3)バックハンドを強化した筆者の 事例
筆者はもともとフォアハンドが主戦武器です。これは周りからもそういわれるし、実際に自分でもそう思っています。
しかし、フォアハンドの練習はバックハンドと比べるとそんなに多くはないのです。
なぜなら、バックハンドを鍛えたほうが試合に勝ちやすくなるということを知っているからです。
今はバックハンドの練習を多めにやって、フォアハンドはちょっと調子の悪い時だけ練習しています。
❶バックハンドが苦手な頃の筆者は、とにか くミスが多かった
バックハンドが苦手だった筆者は、到底試合で勝てるような選手ではなかった。
一番多かったのが、バックハンドで処理するべきボールを無理やり回り込んミスしてしまうケースです。
そして、次に多かったのがバックハンドそのもののミスです。
試合では、7割バック側にボールが集まってくるわけだが、実際にこの2つのミスがなくならない限り、単純計算で7割もの点数を失点することになります。
もちろん得意なフォアハンドも、100%ミスしないというわけではないから、仮にバックハンドがラッキーで入ってもプラスマイナス0である。
これでは到底試合で勝てるわけがない。
❷バックハンドを克服したとき、自分の長所 を出しやすくなった
筆者がバックハンドを克服したとき、自分の長所を出しやすくなった。自分の持ち味のフォアハンドドライブまで粘れるようになったのです。
7割集まってくるボールに対してうまく対応できるようになった分、ラリーが非常に楽になったし試合にも安定感が生まれるようになりました。
まだまだバックハンドには改善の余地があると思っていて、今はそこを強化中です。
♦ちなみに、バックハンドがフォアハンド よりも重要だと言っているわけではない。 あくまでも試合で使う機会が多いバック ハンドは鍛えておいたほうが良いという 話です。
♣まとめ
バックハンドは試合で使う機会が多いです。
試合で使う機会が多いということは、やはり練習しておいたほうがいいですよね。
バックハンドが安定してくると、試合でも非常に勝ちやすいです。
フォアハンドが著しくへたっぴだとこれも問題ですが・・・。
次回は、長所を伸ばしたい人必見!!自分の長所を伸ばす3つの方法を紹介させていただきたいと思います。