選択肢が多すぎるがゆえの不幸
久々の投稿のわりに、少々過激なお題になっていることをお許しください。
(気を害された方は途中でフェードアウトをお願いします)
僕たちは、自然保護団体ではありません。
しっかり仕事をし余暇にお気に入りの環境で楽しんでいただけでした。しかし、いつしかこの環境、この時間が大切に感じるようになり。そこに集う仲間が人生の友になっています。
皆、大人で社会の一員です。しっかり仕事をしお金の大切さと効力を知れば、『環境第一・正論主義』から乖離してしまいます。でも、だからこそこの環境を守り、この環境に精通した人にあこがれます。
僕の住む宮崎県は、海も山も渓谷もあります。
もとは、この海のサーフィンのある生活に夢を見て移住した部類です。西日本中心に移住先を吟味した結果、街と一流のサーフポイント。そして、多くの仕事がある宮崎県が僕にはマッチしました。
ただ、残念なことにこの環境の貴重さは、過剰に発言すると『よそ者の方が知っています』。
そして近頃僕は、改めて宮崎からちょくちょく出る機会が増えてきています。移住して20年余り。さすがにこの何でもありのフィールドの有難さを再認識しております。
そんな中で昨年の夏。久々に本州の山を求めて一人旅をした時のことです。
中央アルプスでは、登山口にホテル・お土産屋さん・キャンプ場。これは、山を登らない人にも開放されている完璧な山中心の観光地です。
しかも、高速道路のインターチェンジやサービスエリアまで。羽田空港・伊丹空港から登山口までの高速バスもあり。
登山口には、数百代規模の駐車場があり無人の駐車券発券機。
これが山を有効活用した観光地ではないでしょうか。
山のふもとで暮らすことは、そんな簡単な事ではありません。しかし、昔からその環境を受け入れ、その山を中心とした農林業文化・マタギ文化・旅館業文化等が脈々と継承されてきたのですから。
ある意味、いい意味で、選択肢が無かったのではないでしょうか。それが、いやで都会に移住する人もいるでしょう。しかし、何万年もかけて創造された地形美に勝るものは無いのではないでしょうか(僕の主観です)。
僕らの暮らす今のこの環境は、海も山も渓谷もあり選択肢が多すぎる。フィールドに出かける人は、忙しいぐらいです。
ハード面でも選択肢が多すぎるので、どっちつかず。てんでんバラバラ。
人類のできることなどしれてはいますが、後世にこの贅沢なフィールドを残すことは怠ってはいけません。子供たちは、大人たちの遊びや仕事ぶりを見て、後々憧れるのではないでしょうか。
すみません。非常に暑苦しい文章になってしましましたが、最後まで読んでいただき有難うございます。
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