見出し画像

ぼくが「関ジャム」という音楽番組を好きなワケ:感性を言葉に変換するところ

*2021/3/3作成
**2024/8現在、番組名は「EIGHT-JAM」に変更されてます

今晩、「関ジャム」という番組で「20年間の名曲ベスト30」が放送予定で。
この週末に放送された、その「プレ」番組を見たのですが。

ぼくがこの番組がすごいと思うのは。
実際に選ばれた曲そのものが、なるほどの納得感で、素晴らしいのだけれども。
それ以上に、なぜその曲を選んだのか?を説明する、音楽のプロたちの表現がとてもとても秀逸で勉強になるところなんですよね~。

音楽の技術として、その曲のどこが他の曲と違って独創的なのか?
その曲の登場によって、その後の音楽シーンにどんな影響があったのか?
そういうのを一度知ると、今までは何気に聴いていた曲が、全く別物に聴こえてしまいます。

そして、それ以上に音楽のプロたちがすごいなと思うのは、曲に対する感性を、言葉に変換する技術なんですよね。
本来はその人だけに沸き起こる「感性」を、多人数間で使われるルールである「言葉」に変換して。
その言葉を聞いた人を、「この曲はすごい!」と感動、共感させてしまうのは、すごいことだなあと。

「感性」を「言葉」でうまく表現することは、人と人が上っ面でなく本気で接するときに、必要なものだと思うので。
そしてそれは、ぼくがいつかやってみたいと思っている文筆業そのものなので、とても憧れます。

プラス、さすがにバラエティーに出るだけあって。
その音楽のプロたちは、急なフリにも笑いで返せるだけの人間的な器もできてたりするので、そこも見所かと。

実際のところ、2000 - 2020年の間のヒット曲といわれても、ぼくはその3割くらいしか知らなかったけれども。
個人的には、初音ミクというボーカロイドの「Tell Your World」(2012年)は重要なトピックだったとか。
「マクロスフロンティア」というアニメで使われた、菅野ようこ作編曲、松本隆作詞の「星間飛行」(2008年)が、「アニメも現実もすべての文脈を成立させた超一流の楽曲」と評されてたのが面白かったです。

というわけで、今晩はビデオじゃなくて生テレビで見ちゃおうかと、楽しみです♪

<見出し画像につき>
タイトルとは全然関係ないですが、「マクロスフロンティア」でランカ・リーが歌う「星間飛行」の1コマです。

いいなと思ったら応援しよう!