Clipchampのテキストは適切な日本語フォントを選びましょう
Microsoftの動画編集ソフトClipchampには、ちょっと前まで日本語対応のフォントがありませんでした。
(※ 学校または職場アカウントのバージョンに限った話です。個人向けは対応済みでした)
このため、テキストを入れると、漢字が中国語の簡体字になってしまっていました。例えば、 直 の 下部分に縦棒が無かったり、継続 のように糸偏の下部分が、線ではなく点になってしまっていたり・・・。
この為、日本語話者でないヒトが作ったような、不自然なテロップになってしまい、使いものになりませんでした。
ようやく最近になって、Noto Sans JP、Noto Serif JPが選べるようになり、問題が解消しました。テキストに日本語を入れる際は、いずれかのフォントを使うようにしましょう。
これ以外のフォントでも、入力時点ではまともな日本語の漢字で一見大丈夫そうですが、フォーカスアウトした途端、簡体字になるので要注意です。
下図が参考ですが、上の赤字が簡体字、下の青字が日本語の漢字です。
こういうのは他のサービスでもちょくちょくあって、先日始まったエンタープライズデータ保護のCopilotでも同じように簡体字です(24年10月時点)。元の商用データ保護のCopilotは、普通の日本語漢字だったのに残念です。
なぜこのようなことが起き、日本語話者がどのように感じるのかを説明してくれている親切な英文サイトがあります。
Your code displays Japanese wrong | Your Code Displays Japanese Wrong (heistak.github.io)
こういうものを活用して、フィードバックしていくしかありませんね。。まあ気にしないというのも一つの手かもしれませんが。
今回は以上です。
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