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総合型選抜(GLC)、令和8年度入学で廃止 学部相当組織新設へ 〈7月22日付紙面掲載〉

 熊大は総合型選抜(グローバルリーダーコース GLC)を令和7年度実施(令和8年度入学者)から廃止すると発表した。将来的には新たな学部相当組織を新設する方針。

GLCの活動拠点である多言語文化総合教育センター(10月23日)

 GLC課程はAO入試に相当するもので、英語教育などを基礎としつつ多様な価値観をもとにした教養や国際感覚、思考力を身につけた人材の育成を目標に2017年に新設された。募集定員は文、法、理、工の4学部の合計50人で、教養教育の単位の大半を英語を用いた独自のプログラムで取得する他、コロナ禍以前は活発な合宿研修や海外留学が推奨されており、留学生とのつながりも強い独自のコースとなっていた。 GLC4期生として修了した学生は「コロナ禍で制限されたことも多かったが、普通の課程では経験できない学びができた。国際的な視点や問題意識で自分の研究を見直す姿勢を養えた」と経験を語る。 GLCが有していた総合型選抜は今後新たに設置される「地球規模の視野と地域の視点で考え行動する人材」等の育成を目的とした学部相当組織に継承されるが、具体的な構想については現時点では未定。(熊本大学新聞2024年7月22日付2面に掲載)

デジタル版編集部注

11月4日付1面でGLCの事実上の後継組織「共創学環」について報じています。

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