「公共空間を活用する」ってどういうこと?【はじめに】
ここまで「東港地区まちづくりビジョン」をネタに、いろいろと書いてきました。
私は、故郷こそ蒲郡市の塩津校区ですが、大学進学で上京して以降、都内あるいは首都圏内での生活が長くなってしまいました。
ですので、ここでの発言は、あくまで、"ヨソモノが勝手に何か言ってる"くらいの感じですね。
でも、ただの第三者・批評家として、デカい顔をしていたいわけではないのです。
遠隔地の人間として、ある程度の謙虚さを持ちながらも、故郷がちょっといい感じになってくれたら嬉しい。
そのためには、毎週とまではいかなくとも、定期的に足を運んでいろいろと仕込みたい。
そして、ゲームのRPGのように、志を近くする方々や、面白がってくれる方々と知り合って、ちょっとまちを騒がせてみたい。
そんな思いを持っているのです。
というわけで、ここからは少し、「まちを使ってみる」立場で何か書いてみようと思います。
これまで、「公共空間を活用する」だとか、「まちを育てる」だとか言ってきたわけですが、つまり、何をするのでしょうかね。
ちなみに、最初のうちに申し上げれば、まちを面白くする・盛り上げるための正攻法など存在しないのです。
たまたま私がこれまで、都市計画というバックグラウンドで経験を積んできたので、その狭い観点からの発想・発言であることを差し引いていただければと思います。
また、仕事以外でも、単身住んでいた東京都荒川区という街で、まったくの人のつながりがなかったところから、まちの面白い人を紹介するトークイベントを立ち上げ、3回ほど企画運営してきました。
0から地域イベントを起こすことの難しさを、ほんの少しは心得ているつもりです。
そんな人間が、「公共空間を使う」というテーマで、不定期にこれからいろいろと書いてみます。
当面の予告としては、
①道路を使うってどういうこと?
②公共空間を使うとまちが変わるのか?
③これから何を始めるのか?
といった感じになるかな。知らんけど。