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人生邂逅 ・まなび編 ◆日常から -43

セカンドキャリアでの引き際

ここ最近、わたしの周りで、それも現職の同僚の方たちが相次いで勇退を決意されています。

もちろん、それぞれにご事情があり、やむをえないことなのですが・・・。

ここまで、立て続けにとなると、やはり考えさせられます。

一人目は、
現職で新たな職場を立ち上げた同僚の方が、3月に退職。

このかたは、とにかくフットワークが軽い、それに明るく元気で、ユーモア満載。

いわゆる、ザ・大阪人

私の存在もかすむような元気さです。

入社半年での離職表明で、だれしもが驚きました。

お母さまの介護に専念。が退職理由です。

これまで、妹さんに依存していたが、いよいよ長男としての責務を果たときと決断されたそうです。

「今しかできないことを優先」 と言い切っておられました。

二人目は、
前職場で、半年ほど遅れて入社され、偶然にも自宅が近所だったかたで、先月末で退職。

このかたは、公務員のご出身で、異色の存在でした。

とにかく、几帳面で真面目。これぞ、公務員の鏡といったかたです。

就業1時間前には出社して、その日の職務内容に関する予習をし、終業時も提出する報告書をきっちりと仕上げるために、私たちよりは1時間近く遅く退社。

そのため、通勤経路が同じにもかかわらず、同じ電車でお会いしたことは ほとんどなし。

このかたの退職理由は、昔患った喘息が再発してきたためのドクターストップ。

私より5歳ほどお若いのですが、このままでは命にかかわりますよ!
 
と脅され、やむなく決断されたそうです。

勝手な憶測ですが、まじめすぎる性格が災いしたのかもしれません。

三人目は、
前職場で、1か月違いの入社。出勤曜日がかぶっていたため、もっとも親しくさせて頂いた方が、今月末で退職。

このかたは、とにかく緻密な思考と面倒見の良さに定評があり、訓練生にも人気の講師でした。

同じ講師であるわたしたちも、ずいぶんお世話になりました。

新人講師は、まさに徒弟制。先輩を見て覚えていくことになっていたのですが、そこに改善の手をいれ導入マニュアルを作成、実用化されたのですからご立派としか言いようがありません。

このかたは、腰痛の悪化という健康面での退職となります。

私より若く、まだゴルフなどもされていたので、退職のお話をお聞きしたときはとてもショックでした。


自分にも、遠くない将来、間違いなくやってくる勇退決断! 

みなさんの引き際とその後のことを参考に、決断しようと思っています。


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