人生邂逅 ・まなび編 ◆Sien.Labから -23
インスタントラジオ #572 ”盗んでみたい人の良いところ3つ” から
人のふり見て、我がふり直せ! ではありませんが、
逆に、あんなふうにできたらいいな! と思うことはよくあります。
多田先生は、このラジオで次の3つを挙げておられました。
1.配慮の仕方 ~ さりげない気遣い
2.アイデアの引き出し ~視点のヒント
3.余裕のある生き方 ~ ゆったり豊か
そうそう、わたしも 1.や 3.は まさに望むところです。
それでも、さらに欲張ってみて、
★表現力、語彙の豊かさ ~ 想いを的確に言い表すこと
を追加します。
この note を書き始めて、すでに2年を過ぎますが、一向に変化の兆しが見えてきません。
ほかの方のブログやコメントなどを見ていると、
「そうそう、まさにこれを言いたかった。こんなふうに言い表したかった。」ということは、しょっちゅうありますが、
これを自らの言葉として発信できるといった手ごたえ感はどうも湧いてきません。
これは、単に語彙力だけの問題ではないように思っています。
おそらく、もっと根源的で、感性の問題ではないか。ということです。
なぜか、いつの間にかものごとに対しての感じる力が鈍っているように思えます。
もっと、素直にこころが動いたのに、鈍っているという感じです。
そこで、無理やり言葉にしようとするのですが、元があやふやでは言語化かなどできるはずもない。ということになります。
こころを磨かなければならないということでしょう。
こころ磨きになるかどうかわかりませんが、
最近、こころを動かされる言葉に触れることがありました。
それは、NHKの朝ドラ 「舞いあがれ!」での ”ばんば”(高畑淳子さん)の台詞です。
先週11月18日(金)の ばんば の一言、
「そっがさみしくて、うれしかった」
です。
詳しいあらすじは省きますが、20年前に駆け落ち同然で家を出て行って つい最近まで、一度も会えていなかった娘への複雑で愛情に満ちた心情が この一言に、すべて凝縮されているように思います。
これは、娘の駆け落ちの相手(高橋克典さん)に向かっての言葉です。
こんな言葉は、一生涯 出てきそうにありませんが、この言葉に感動する こころはまだ残っているようです。