人生邂逅 ・まなび編 ◆仏教読書会から -31
親鸞聖人 と 多田先生(Shien.Lab) いくつかの共通点!
歎異抄を読み進める中で、次第にこころに湧き上がってくる思いがあります。
親鸞聖人にどこか似ているひとが身近にいるのでは?!
もちろん、ジャンルは全く違います。が、
私の眼にはお二人に共通している面がたくさんあるように映るのです。
多田先生にとってはいい迷惑かもしれませんので、ご容赦ください。
まず、その共通性を感じる点は、
弱者救済への強い信念です。
これならば、自分でもできそうだ。望みをかなえることができそうだ。
と、思わせるような導き方に徹していること。
「親鸞聖人の教え」
と同じように、キャリコンを目指す、あるいは極めようとする人たち
とくに「どんくさい」(先生ご自身が、そう自認)ひとたちに 日々、コツコツとたゆまぬ努力を重ねることでだれもが、その希望を叶えることができる。と説き続けておられます。
もっと言うなら、どんくさいヒトこそがキャリコンには向いている。と。
それも、ご自身の報われなかった辛い時期の経験を通して実感をもって話して下さることで、説得性をもって伝わってくるのです。
また、お話の中でご自身について言及されることが度々ありますが、
自分の弱さや至らなさを素直に表現されます。
「えっ!? そこまで話すんですか?」と思ってしまうこともよくあります。
ここも、親鸞聖人によく似ているところでしょう。
自分も悪人である。僧侶として肉食妻帯をし、これまでの仏教を否定する。
ここは比較するには無理がありますが、それでも自分はどんくさい人間であり、それが故にどんくさく努力するヒトの気持ちがよく分かり、心から応援したい。との強い信念を感じずにはいられません。
とにかく、目線が低くあくまで謙虚で真摯。なのです。
そして、もう一つが
つねに自己研鑽の姿を見せる。ところです。
けっして高みに身を置かず、より良い支援者を目指して日々自己研鑽を怠らない姿勢には敬服します。
あらたな知識や情報を常にインプットし、咀嚼し、私たちに分かりやすい形で提供して下さいます。
先日も、ChatGPTを活用したキャリアカウンセラーの解説をして頂き、その能力の凄さと、現時点での限界と将来の可能性を分かりやすく説いて頂きました。
かなり衝撃的な内容でした。
さらには、妙な野心がない。ことも重要な共通点でしょう。
あくまで、信者目線。塾生目線。すべてはそこにある。
他力本願とは言えませんが、努力(コツコツ)本願! でしょうか。
「毎日コツコツと感度アップをはかりながら、幸せな自己実現を目指していきましょう!」
これは、毎日提供される ”インスタントラジオ” での締めの言葉です。
ここに、先生の想いが凝縮しているように思います。