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人生邂逅 ・まなび編 ◆体験談から -22
2018年9月 2度目の転職 人脈活用の難しさ?!
ソニーの営業時代にお世話になったOBの方のご紹介で、人材派遣会社に口を利いて頂き、なんとか採用して頂けました。
ただ、営業顧問という職で、人脈を生かして顧客開拓を行うのですが、
社会人としての38年間を関西以外で過ごしてきたため、大阪には社会人として築いた人脈はゼロ。
関西での人脈と言えば、学生時代であり、応援団のみでした。
顧客候補リストを作成しても、ほとんどが応援団頼り。
あえて挙げれば、研究室の先輩か岡山県人会関西支部のつながり。
ここは、もう応援団人脈に頼るしかない。と覚悟を決めたのです。
さらに、先輩の方々はすでに現役を引退されていますから、必然的に後輩の皆さんに頼ることになります。
リストを作って、改めて気づくのですが、
皆さん一流企業に勤めておられます。
そして、ありがたいことに、突然の電話連絡にもかかわらず、無理を押して会っていただけます。
”地獄に仏” とまでは言いませんが、それでも救われた思いです。
しかし、よくよく冷静になって考えてみると。
私が逆の立場であったとしても、先輩の頼みは断れないでしょう。
わたしも、現役時代に同じような経験をしています。
きっと、みなさん 無理を無理と言えない苦しさを抱えながら、応じてくださったのです。
いかに暗黙の無理強いをしたことか。
私の非力さや会社の対応力不足もあり、思うような成果には至らなかったのですが、このときは、人脈のありがたさとそれを生かすことの難しさを痛感しました。
かつての先輩が、「60からは人脈が生きてきますよ! そのために50代から人脈形成に尽力しておくことです。」 と言われたことを思い出します。
無理な要望にも拘わらず、あくまでも誠実に対応して下さった方々に心から感謝致します。
それにしても、人脈活用には、相応の思慮が必要だということです。