見出し画像

◆ちょっとひと息

大阪マラソン2023 にボランティア参加
  ”全員がヒーロー” を体感!


高齢者大学校からの要請で気軽に引き受け、
2月26日(日)開催の大阪マラソンにボランティアとしてコース沿道整理に参加しました。

マラソンの参加者は3万2千人。  ボランティアの総数は2万人

朝9時に大阪メトロ今里駅(スタート地点から37.5キロ付近)に集合。
リーダーから簡単な説明を受けたあと、
9時半から横断歩道に通行禁止のカラーコーンとバーを設置。

丁度、五差路の大きな交差点のため大型トレーラー2台で通行禁止になる2本の道路を完全封鎖。
警察も立ち会っての交通整理ですが、事態を知らずにその場に侵入してきたドライバーの中には警官とやり合う場面もありました。

私たちは、歩行者と自転車に乗った人へのう回路の案内で、専門に担当するメンバーもいて、さほど面倒なことはなかったのですが、それでも不便さを強いる立場としては、申し訳ない気持ちでひたすらお願いしました。

そしてなんといっても、めちゃくちゃ、寒い。 
これが一番つらく、最高気温は7度程度で、途中何度か雪花が舞うほどでした。

わたくし事ながら、一番の心配は、頻尿対応だったのですが、幸運にも駅のそばであったため近場にトイレを確保でき一安心。
それもあってか、寒さの割には2度ほどの利用ですみました。

レースは、
まず最初は、車いすランナーが10時半過ぎに通過。もうあっという間に過ぎ去りました。20名ほどの参加者だったようです。

つぎは、マラソンランナーの先頭集団が11時過ぎに通過。このあたりから拍手を送ることにしました。(後で知ったのですが、ボランティアは声援してはいけなかったそうです) 
寒さ凌ぎにもなるので。と必死でした。 もちろん、声は出していません。

隣には毎年応援するという熱心なおばさんがいて、1時間ほどずっと拍手と声援を送っていました。
あれだけ声を張り上げても疲れていなかったのですから、大したものです。

さすがは、大阪のおばちゃん!  ボイトレなど不要です。

途中で30分のお昼休憩を挟んで、さらに3時間ほど立ちずくめ。
時間が経つほどにランナーの数が増え。途絶えることがない状態に。
3万2千人という数を多さを実感しました。

ゴールまであと5キロ弱の地点ですから、みなさんかなり疲労がたまっているのでしょうが、離脱を目撃したのは、せいぜい3名ほどでした。

終盤(15時過ぎ)はほとんど歩き。の人も多かったのですが、それでも完走(?)を目指して黙々と歩を進めていました。

有名人で確認できたのは森脇健児さんくらいでした。

15時31分に今里交差点は封鎖解除の指示があり、それ以降の走者は制止されバスでピックアップされてゴールの大阪城に移送されました。
それでも、バスに収容された人は意外と少なかったように思います。

これで何とか無事終了。後片付けをして16時には解散となりました。

大規模かつ一般市民参加のマラソンがいかに大変なことかを裏方の目を通して知ることができたのは貴重な経験でした。

あるボランティアの方が言われたのですが「参加したヒト全員がヒーロー」という言葉がとてもしっくり来た一日でもありました。

こうして、お揃いのウェアとキャップを記念に頂いて家路につきました。

9時から16時まで休憩時間を除いて6時間半の立ちっぱなしは、腰と足にかなりのダメージがありましたが、気持ちはいたって軽やかで参加させてもらったことに感謝でした。

みなさん、ほんとうにお疲れさまでした!

そして、貴重な経験をありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?