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人生邂逅 ・まなび編 ◆体験談から -27

2021年9月から半年間のサンデー毎日!  仕事至上主義からの脱却?

この時期は、これまでで最長の完全フリー状態になり、この機会にと新たなチャレンジを試みました。

主だったものは次の3つです。

1.視野の拡大とこころの錬磨 ~ 仏教読書会に入会 
  1on1セッションのサービスを提供する Yell で知り合ったかたが
       偶然にも高校の後輩であったことから、この方の主催する読書会に参加
  し、現在も続いています。
  3年ほど前から家内に倣って仏壇に手を合わせ般若心経を唱えるように
  なったのですが、ただおまじないのように唱えていることに一抹のむな
  しさもあり、これを機に少しは般若心経の何たるかを学べたことは大き
  かったように思います。
  現在は、梅原猛先生の歎異抄を学んでいます。
  参加されている皆さんのお陰もあり、こころを清め、自分を見つめ直す
  時間として貴重な経験をさせてもらっています。

2.新たな学びと若返りへの挑戦 ~ 高齢者大学校に応募 
  以前から興味はあったのですが、なかなか行動を起こせませんでした。
  最初は、考古学や歴史、お城探訪などを思い描いていましたが、12月の
  説明会に参加して、偶然目に飛び込んできたのが「ボイストレーニング
  を楽しむ科」
でした。
  もうかれこれ10年ほど前から声がかすれるようになり、最近は誤嚥も気
  になっていたので、若返りと健康維持にと思い切って飛び込むことにし
  ました。
  その後はこのブログでも何度かお伝えしましたが、班長や委員長という
  おまけまでついて、思っていた以上に充実した1年間を送ることができ
  ました。


  ここまでは、絵にかいたようなサクセスストーリーなのですが・・・?

3.家庭貢献を目指し家事への参加 は、中途半端に
  一日中、それも毎日家にいる。ことがどんなことか。 
  家内の立場に立ってじっと考えた時に、これほど厄介なことはない。
  ということに気づかされました。

  人生の先輩から、幾度となくこのことを耳にしてはいたのですが、
  どことなく他人事として片づけていた自分を思い知りました。
  「自分だけは違う」と、何の根拠もなく思っていたのです。

  が、現実は ”豈図らんや” で、まさにその現実を思い知らされました

  そこで、思い切って昼食の用意を自ら申し出て簡単な料理(ラーメン、
  焼きそば、うどん、簡単チャーハンなど)を買って出たのです。

  もちろん毎日は持ちませんから、週2回か3回程度で。

  最初は、そこそこうまくいって家内も喜んでくれたのですが、3月から
  幸か不幸か再就職がきまり、週2日はアルバイト勤務、さらに4月からは
  高齢者大学校に週1日となったことで、なし崩し的に機会は減り、つい
  には消滅していったのです。

  元の木阿弥とはまさにこのこと。

  週1回でも継続していれば、家内の信頼は繋ぎ留められていたのでは
  ないでしょうか。

  やはり、覚悟が足りない! 意志の弱さが露呈した次第です。

  ということで、高齢者大学校を修了したのを機に、再度昼食の用意を
  再開しようと思っています。  

   今日は、焼きそばかな?

  それともう一つ、今になって思ったことがあります。

  それは、「充実感を味わえるのは、やはり仕事が一番 ?」

その点では、仕事至上主義からの脱却はいまだ実現出来てはいません。が、
この1年半で今までとは違う景色を見させてもらったことで、受け止め方は変わってきています。

それに、コロナ禍からの解放が見えてきたこともあり、これまで控えていた夫婦での外食小旅行にも挑戦してみようと思っています。


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