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人生邂逅 ・まなび編       ◆Sien.Labから -49

インスタントラジオ #1327 より
 ”相手のことを想いどうしてもネガティブなことを伝えたい時”

あるあるのテーマです。

相手のかたとどのような関係性にあるかによっても大きく異なってきますが、多田先生は、いくつかの注意点や方法についてお話されました。

注意することとしては、
 ・相手との信頼関係の度合いを意識する
 ・タイミングを考える
 ・嫌われる覚悟をもつ

どれも、もっともですがなかなか実際問題となると難題ばかりです。

特に、私の場合は「嫌われる覚悟」が最難関。
どうしても、「いいヒトでいたい」が先行するからです。

それでは、伝える際の具体的な方法、手段としては、
 ・独り言戦法
 ・問いかけ風 ~ 気付きを促す
 ・サンドイッチ話法 ~ ポジティブ・ネガティブ・ポジティブ
 ・仮定的表現 ~ 断定しない
 ・アイコンタクト
などを挙げておられました。

自分の経験から振り返ってみると
やはり、サンドイッチ話法は良く活用したように思います。

相手の良いところをまず褒め、感謝する。

つぎに、ただ、今回のこのことはまずかったな! と指摘。

でも、君には期待しているから、これからも頑張ってくれ!

といった感じです。

あとは、記憶に残るところでは、

「君らしくないよね! ・・・」と、相手を立てながらも、過ちを指摘する。

これは、我ながらよくできた指摘方法かと思っています。

もちろん、場面や人にもよりますが。

一方、逆に自分が告げられる側になった時、

鮮明に記憶に残っている場面があります。

年下の上司から、降格処分を言い渡されたときです。

格付け等級が下がることで給与水準がランクダウンする。という、シビアな話でした。

このとき、その上司は
現状の私に対する評価と貢献に対する感謝を述べられ、そのあとは単刀直入に、今の職責としては、このランクに位置づけられることになる。ときっぱりと話して下さいました。

ここで、わたしが感じたのは、この方の私への向き合い方です。

日ごろから、きちんと見てもらえている。

厳しいことを話すことで相手がどう感じるかを理解できている。

それをもって、言葉を選び、話を組み立てて臨んでおられる。

要するに、わたしのことを大事に考えてくれていることが伝わってきた。
ということです。

多田先生も、この講義のなかで協調しておられたことですが、

最も大事なことは、

*相手のことを利己心なく想っている。

ということだと思います。

どんなに高度なスキルを身に着けたとしても、これには絶対に叶いません。


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