人生邂逅 ・まなび編 ◆Sien.Labから ー13
インスタントラジオ#425 過去の実績にしがみつく心理 より
自己認識欲は誰しもあります。
ついつい自慢話をしたくなるものです。
対人支援でもそうですが、新たな出会いの場においても、この気持ちはついつい頭をもたげてきます。
じつは先日もボイストレーニングの仲間で改めて自己紹介をする機会がありました。
どこまで、自分のことを話すか。けっこう悩みました。
出身地や家族構成、趣味・特技。
応援団はすでに話していましたから良しとして、 ソニーのこと。そこでの成果。などは、かなりデリケートなところです。
男性女性半々で年齢は、ほぼ同年代か上の方たちです。
結果的にはソニー入社と仙台配属で不満たらたらの新人時代と磁気テープの開発を行ったことまでは触れました。 異動が多く、単身赴任を幾度も繰り返したことも。
どうだったのでしょうか? いやらしい自慢話になっていなかったのか?
よくわかりません。
自分の過去の経験や成果について話すこと自体は問題ではないのでしょうが
その過去の栄光にしがみつき、そこにとどまり、それに依存している自分を見せてしまってはみっともない。ですよね!
なにかいやな感じの自己アピールになってしまっていないか?
大事なことは、そこでの経験や成果が今現在、どう生かされているのか。
もっと言えば、今のあなたには何ができますか? 今の若い人たちに通用するようなものがありますか?
まさに、ココだと思います。
これからも、同じような機会をもつことはありそうです。
もう一度、経験したこととそこから得られ、そして今でも通用するものが何があるか再点検してみようと思います。
◆UCX-Sの開発 ~ 協力者を得ることの大切さ
◆社内ベンチャー ~ 挑戦する勇気と誠実さが道を拓いてくれる
◆名古屋営業所 ~ トラブルからは絶対に逃げてはいけない
◆ブルーレイディスクのOEM ~ ぜったい何とかなるという強い信念
時を超え普遍性があって、成果の再現ができることがあるかも。