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人生邂逅 ・まなび編  ◆仏教読書会から -15

止まった時計だけが真実の時刻を告げられる?!


仏教読書会は毎週月曜日の8時15分から9時半まで
参加者は講師役の方を含めて6名か7名
職業も年齢もバラバラ
共通点は、Yellという電話傾聴サービス会社のサポーター(傾聴役)であること

すでにスタートして、9か月になります。

この会は、もちろん仏教についてその教えを学ぶことにありますが、読書会の最後にメンバー同士で交わす感想や意見交換がなによりの楽しみになっています。

みなさん、私に比べてはるかに知識が豊富で、話が示唆に富んでいて、いつも何かしらの気付きを与えて頂けます。
それでいて、お話を聞いていて心地よさを感じます。

以前にもお話しましたが、いわゆるこころの「オアシス」のような時間になっています。

で、先日読後の感想で面白い話をお聞きしました。

それは、霊性の世界感性の世界について学んだ回でのことです。

ある方が、とても興味深いことに気づいたのです。と前置きして言われた
「時計は、針が止まっている時計だけが、日に2回正しい時間を告げることができる。」という話をされたのです。

これを裏返すと、

「動いている時計は、一度たりとも正確な時を告げることはできない。」

ということになります。

一瞬なんのことを言われているのかピンとこなかったのですが、ゆっくり考えてみるとまさにその通りなのです。

頓智のような話ですが。これが真実なのです。

動いている時計とは、なんのこと?

情報過多で変化の激しい時代に、必死になって追い付こうともがいている生き方?

止まっている時計とは?

時代の流れに左右されず、泰然自若に構えて本質を見極めようとする生き方?


まだ、学びきれていませんが、生きていく上でなにかヒントがあるように思います。


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