学校の先生もびっくり! 学童支援員100人に聞いた”仕事で困っていること”とは? 子どもたちが毎日楽しく過ごしている学童を運営している私から、「心が軽くなるヒント」 No. 3
「自分が言ったことや教えたことが、本当に子どもにとっていいのかどうか、わからなくて不安になることがあります」
人は、子どもであろうとも、ひとり一人異なったバックグラウンドがあり、ストーリーを持っていると私は考えています。
果たして、一つの良き教えやメッセージが、その子の“今”に必要かどうかは、私も悩む時があります。
しかし、私は伝えたいことがあったときは、躊躇なく伝えることを選んでいます。それが良いかどうかは、子どもから返ってくるシグナルで判断をしています。悪ければ、また別の方向からアプローチをすればいい。
私たち大人もまだまだ人としては未熟です。
人からの教えを、教えてもらった次の瞬間からできるようにはならないし、知らないことはできない。
ましてや子どもならば、知識も経験もほんのわずかしか持っていません。
ためらって伝えないことよりも、いろんな角度からアプローチをすることで、あなたがその子どもに伝えたいことは、着実に伝わっていきます。
このようなコミュニケーションを取っていくことで、
その子は、あなたが自分のことを気にしてくれているというメッセージを受け取り、徐々に心を開いていくでしょう。そしてまた、それを繰り返すことによって、強固な信頼関係も築いていくことができます。
自分のやり方に少しでも不安を覚えたならば、周囲の方々がどのようにアプローチをされているのか、ぜひ、よく観察をしてみてください。
そしてわからないことは、積極的に聴いてみましょう。
自分から行動をすることで、いつしか、知らず知らずのうちに、必要なことや欲しい情報が自然と入ってくるようになります。
「学ぶことは真似ること」
ぜひ、良きアプローチを真似ることも始めてみましょう。
慣れてきたら、自分なりのやり方を試したくなっていきますが、失敗を恐れずどんどんチャレンジをしてみてください。
いつの日か、どのような状況であろうとも臨機応変に対応ができるようになっていきます。
うまくいかないことを嘆かず、途中で諦めずに、コツコツと取り組みながら、あなた流を見つけながら、子どもたちとより良い関係を築いていけることを応援しています。
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