揚げ物の話。

今日の夕飯はチキンカツだった。

何の変哲も無いスーパーのチキンカツ。四切れあったのでソース:醤油の2:2で食べたのだけど、どうして揚げ物というのはあんなに美味しいのだろう。前に見たテレビ曰く「人間は揚げたら大抵のものは食べられる」らしい。その番組では確かティッシュを揚げて食べていた。試したことはないが、お高いティッシュは保湿成分だったか、それが強いから甘いとは知っていたけど、揚げても食べられるとは。ティッシュの刺身とティッシュのフライ。うっかり定食が出来そうだなと思う。

ティッシュの話になりそうなので、海老フライの話をしよう。私が揚げ物の中で一番の好意を寄せるフライだ。あいつはとんでもない。衣のサクサク感と海老のプリプリ感の2種類が楽しめる上に、カリカリの尻尾のオマケ付きだ。たい焼きの尻尾も最後まで残す派の私にとっては夢のようなフライである。何であんなに美味しいのだろう。というか、何でこんなに好きなのか。ここまで書いていて思い出したが、海老フライは母親が唯一家で揚げてくれるフライで、それも子供の頃は誕生日やクリスマスのような特別な日に、大皿いっぱいに揚げてくれた思い出がある。これは好きにならざるを得まい。

本日も無事に着地点を見失ったので、ここ最近食べていないハムカツに思いを馳せながら締めとする。薄めがいいな。駄菓子感覚のやつ。

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