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行列のできる店のウリを しっかりと味わったという話

今月からおやじおふくろのデイサービスが毎週1回になりました。
今日がその日です。
午前中は畑仕事で汗をかいて、午後は至福の刻を過ごしましょう。

赤いのれんとアイアンサインが目印の「おくに/らーめん」。
新富町にある小さなラーメン屋さんはいつ見ても駐車場が満杯です。
今日が2回目ですが、出遅れたために店前の3台分、道路向こうの5台分、いずれもいっぱいでした。
どうするか迷いましたが、駐車場が空くのを待つこととしました。

待つこと10分、空きスペースに滑り込み込み。
お店前の待ち椅子には先客5名の混み混み。お客さんの回転が早いのでほどなく店内へ入れました。
食券を買って席へ着きます。
オーダーしたのは「おくにらーめん塩」、前回はおすすめの「焼きあご中華そば」でした。
とにかくここのラーメンスープの旨いことといったら旨いこと。
ぜんぶ飲み干してもうたほどの旨さですが、最近はこういう優しいスープは珍しい。
塩ラーメンのスープも同じでした。

ラーメンの味もさることながら行列のできる理由がもうひとつあります。
店主や店員さん(アシスタント)の接客の良さです。
食べ終わって帰るお客さんがいると目を見て(お客さんが見ていなくても)「ありがとうございました。またよろしくお願いします」
明るい大きな声で送り出してくれます。
店主とアシスタント2名の3人、調理場から店内すべてが見渡せます。
初めてのお客さんも嬉しそうな笑顔です。

この接客術はわたしたちの日常にも活かせます。
何かの用事があって訪れたところで感ずることですが、あいさつしても無反応、帰るときも無反応のところにはもう2度と足を向けたくなりますね。


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