ラウンド中のアドバンテージを考える
ラウンドが進行して行く中でどちらにどんなアドバンテージが発生しているのかを正確に把握し続けるの能力が高い程、自分の持っているフィジカルを発揮できる事になる。
人数差のアドバンテージを理解するのが1歩目なのでそこから話します。
ディフェンダーサイドがワンピック取れて5:4の人数有利になりました。
これで人数1人分のアドバンテージがありますね。
ここから派生させて思考遊びをします。
2人で守ってある側に4人が攻めてきたらどうでしょう。全体としては5:4ですが、局所的に状況は2:4になりますね。これは数秒間ディフェンダー側が人数不利になる時間帯が生まれ、これがアタッカー側アドバンテージとなります。
2人のディフェンダー側は敵を倒す事と、敵の強い時間帯をやり過ごし味方の寄りの時間を稼がないと行けません。その中で少しでもアドバンテージがあるタイミングで撃ち合う必要があります。分かりやすいタイミングとして、地形を活かし一瞬1vs1になる時に勝負を仕掛けることなどが挙げられます。すると、敵のフォーカスがキルしたディフェンダー側の1人にいくので、2人目のディフェンダーに意識が行かず2人目のディフェンダーにアドバンテージが発生します。それを見逃さず撃ち合う事でキルが発生しアドバンテージを回収出来ます。
文章を進行させて行くごとに、スポットライトを絞って行ったのが伝わったでしょうか。
最初は全体を捉えて5:4
これはマップ全体にスポットライトが当たってますね。
アタッカー側が2人で守ってる場所に攻めてきたので、局所的で数秒間の人数不利がディフェンダー側に発生しアタッカー側はそのアドバンテージを回収しに行く。
ここではスポットライトが攻防の発生しているサイトに絞られて当てられています。
その後の細かい攻防
これは同時多発的にサイト内でスポットライトが当たってます。
このスポットライトはそのラウンドを取得する為に必要な攻防が今まさに行われているホットゾーンです。
このホットゾーンを正確に把握して自分に求められてる事と今自分にできるアドバンテージの回収を同時に実行する事、これがプレイヤーのフィジカルを活かすために必要な事だと思ってる。
フィジカルを活かすとは自由に戦える事ではなく、ホットゾーンの中でフィジカルの使い所を見極め発揮する事。これを結論にしてこの思考を終わります。