金木犀のシロップ漬
師走です。すっかり初冬となってしまいましたが、こちら秋の名残のキンモクセイの花を摘んで砂糖で煮たシロップ。
秋のお茶会で使ったものですが、やっと今頃茶会記を書く気になり、まずは待合いでお出ししたお湯のキンモクセイの話から始めます。
待合のお湯で何を出すかは亭主としての最初のオモテナシ。秋はやはり花が良いなー と思って秋の花の王者、キクと迷っていたのですが、摘んだキクの花を乾燥させるのがなかなかうまく行かず、お茶室の会場、北鎌倉・宝庵のお掃除会に行った折、キンモクセイの花がちょうど散り際だったので、摘んでシロップにしてみました。すごく簡単できれいにできたのでオススメです!
花びらだけひとつひとつ摘んで水に放したところ。リキュールを加えて洗うのが香りを飛ばさないためのコツだそうです。cookpad のうにいくらさんのレシピを参考にしました。
5分だけ煮て完成。煮沸消毒したコショウの空き瓶に入れると、秋を閉じ込めたみたいでこれだけで満足♪
乾燥させたキンモクセイのお茶より美しいし香りも良いかと思います。来年はもっと早く生気に満ちた時に摘んで作らねば!