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短歌関係メモ類

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2018年12月の記事一覧

山下翔さんのブログの「最も心に残ったこの連作2018」

 山下翔さんのブログ「凡フライ日記」で続けられていた「最も心に残ったこの連作2018」が完結。  2018年に読んだ総合誌掲載を中心とする連作から69の連作をピックアップ(一部鑑賞文を書き)、「最もこころに残った連作」を5つ選ぶという気の遠くなるような試みです。  基本、短歌の賞は、歌集か応募した一連に対して与えられます(いろいろ例外はあります)。  総合誌に載っただけだと、よい作品でもなかなか評価されません。こうした連作を評価するしくみはあるといいねーとたまーに話題になる

永井さんの「未発表」作品について

 めんどくさい話だけど、気になったことを書いておきます。  「短歌往来」2019年1月号に「永井陽子未発表稿」が掲載されています。  角川「短歌」2014年5月号に「永井陽子 高校時代の未公開作品」が掲載されたこともあります。  1回だけならともかく、2回目なので書くことにしました。作品を、特に永井さんの作品のように自分と作品だけの関係で味わいたいものにむかう時、この手の話は無粋というのは重々承知しております。  あらかじめ書くと、こういう埋もれた資料を掲載してくださる

『めくるめく短歌たち』とどいた

 錦見映理子さんの『めくるめく短歌たち』(書肆侃々房)が刊行されました。 http://www.kankanbou.com/books/tanka/essay/0348  入手しただけでまだ未読です。各媒体に書いた短歌の入っているエッセイに撮り卸しの対談がついています。お相手は穂村弘さん。  ここの部分だけざっと目を通しました。  以下、記憶によるだらだらした話になります。  ふたりそれぞれの写真が、なんとなくむかいあっているっぽく配置されています。  これを見て私

「OCTO」雑感

 「OCTO」という本に参加しました。  1973年生まれの8名の短歌作品とエッセイの本です。くわしくはリンク先をテキトーに見てください。   ・「OCTO」(私の書いた紹介) https://note.mu/klage/n/n6a7d33b39f0f   ・twitterアカウント(ここで最新情報が流れるはずです) https://twitter.com/tankaOCTO1973   ・「OCTO」期間限定サイト(1年くらい存在するそうです) https://www.oc