マレーシア生活の個人的ベスト5・ワースト5
ベスト5
第5位 意外と暑くない
マレーシアと聞くと「常夏で暑い!」というイメージを持つ方も多いかもしれませんが、実はそこまで厳しい暑さではありません。特にクアラルンプールなどの都市では、日中は高温になるものの、室内はどこも冷房が効いているので快適に過ごせます。夕方や夜は比較的涼しくなることもあり、外を散歩するのにも丁度良い気候です。公園で遊んでいる子ども達も日中より多く見かけます。
第4位 1日が長い
マレーシアでは一年中日の出と日の入りの時間がほとんど変わりません。同緯度のタイなどと比べて、ー1時間の時差の関係か、マレーシアは日の出が遅く朝6時半頃から明るくなり、夕方もほぼ19時頃まで太陽が出ているため、1日がとても長く感じ、18時に退社しても外はまだまだ明るいです。
第3位 物価が安い
食費や交通費など、日常生活にかかるコストが日本に比べて非常に安いです。特にローカルフードは信じられないほどお手頃価格で楽しめます。また、ショッピングモールでは頻繁にセールが行われているので、服や日用品も安く手に入ります。家賃も都市部以外では比較的リーズナブルで、生活コスト全体が抑えられます。
第2位 便利なGrab
マレーシアではGrabという配車アプリが非常に便利です。タクシーだけでなく、フードデリバリーやショッピングデリバリーにも対応しているため、車を持っていない方でも非常に快適に移動や買い物ができます。乗車賃や、配送フィーも非常に安く、日常的に使っています。
交通渋滞が多いマレーシアでも、このサービスを使えば目的地に簡単にアクセスできるので非常に助かります。
第1位 いろいろな所に行ける
マレーシアは多様な観光地にアクセスできる点が最大の魅力です。国内に留まらず海外も様々な場所を手軽に楽しむことができます。特に、近隣の東南アジア諸国へは短時間で旅行が可能なので、海外旅行好きにはたまりません。航空券もお手頃な価格で手に入るため、週末旅行も気軽に楽しんでいます。
ワースト5
第5位 行政手続きの煩雑さ
外国人がマレーシアで生活する場合、ビザの更新や住所登録など、行政手続きが非常に煩雑です。書類の準備や提出場所、手続きの進行が予測できないことも多く、長時間待たされることもしばしば。何度も役所に足を運ばなければならないこともあり、手続きがスムーズに進まないことにストレスを感じることがあります。
第4位 外国人サービスの高額さ
外国人向けの医療サービスや観光施設は、ローカルに比べて非常に高額な外国人料金が設定されているところもあります。外国人専用の病院やクリニックもありますが、保険が効きにくく、治療費が高くつくことが多いため、予め確認が必要です。
第3位 宗教的・文化的規制
マレーシアは多民族国家であり、宗教や文化に対する規制が多々あります。例えば、特定のエリアでは服装が厳しく規定されていたり、ラマダン期間中は公共の場での飲食が控えられることがあります。文化的な違いを尊重しつつも、時折自分の自由が制限されていると感じることがあるでしょう。
第2位 トイレ
トイレ事情は日本と比べると少し不便に感じることがあるかもしれません。公共のトイレはきれいな場所もありますが、清掃が行き届いていないことも少なくありません。また、トイレットペーパーがないことも多く、ウォシュレットはほぼ設置されなく、代わりにホースが設置されています。日本のトイレに慣れていると、少々驚くことがあるでしょう。
第1位 アルコールが高い
酒飲みである我が家には非常にツラい第1位。
イスラム教が国教であるマレーシアでは、アルコールの販売や消費に規制があります。結果として、お酒の価格が非常に高く設定されています。レストランやバーではビール一杯でも日本の倍以上の値段がすることもあり、普段からお酒を楽しみたい方には少々厳しい環境です。スーパーでもアルコール類の選択肢が少ないことがあり、手軽にお酒を買うのは難しいかもしれません。但し、免税であるランカウイ島やLazadaなどのネット通販、一部の店舗では安く出回っています。また、春節時期も安く出回ることが多いようです。(それでも日本と同程度のビール1ケース4,500円位ですが・・・)
番外編
・花粉が飛んでいない
我が家は夫と子どもが鼻炎持ちです。毎年春と秋には2人ともツラそうでしたが、マレーシアに来てからは、何事もなく過ごせています。一方、花粉ではありませんが、インドネシアの野焼きに伴う灰が毎年7月ごろから飛散するヘイズというものがあり、鼻炎持ちにはツラいと聞いていましたが、今年は少なかったようで、ヘイズのツラさの有無がわからなかったので、ランク外としました。
・店員さんの態度が・・・
これは良し悪しありますが、よほどの高級店でない限り、お客さんが来なければ、スマホを見ていたり、稀に寝ている方もいます。日本みたいな至れり尽くせりのサービスを提供して欲しいわけではありませんが、たまにウ~ンとなる場面も見られます。一方で働くってこういう事で良いんだよなと思ったりもします。日本のおもてなし精神も素晴らしいですが、抜ける所はとことん抜くマレーシア的な働き方も良いかもしれませんね。
まとめ
このように、マレーシア生活にはたくさんの魅力がある一方で、外国人ならではの不便さも感じることがあるでしょう。それでも、多様な文化に触れながら、安価で豊かな日常を過ごせるマレーシアは、多くの人にとって住みやすい場所であることに変わりはありません。