ガンダムの知識が無くとも、この二人の戦いに何かを感じろ

 

諸君らにはガンダムの世界はまだ早すぎるのは重々承知ではございますが、この動画のコウサカ・ユウマ(青い髪の少年)とメイジンカワグチ(グラサン)の戦いのセリフ回しを見ていただきたく筆を取った所存でございます。

 動画をカッティングして編集したかったのですが、公式の動画はさすがに引っ張ってこれなかったのでそのまま持ってきたのをお詫びいたします・・・いやそれ詫びるところか?( ・ิω・ิ)?

 このコウサカ・ユウマくんは過去にやられた宿敵に挑んで再度やられて露頭に迷っている所を、グラサンかけたメイジンカワグチが「見失ったもの」をバトルによって教えるところなんですが、最初のプラモショップのメイジン来店からバトル終了までの(1:30)から(7:25)を見ていただければと存じます。

 「負けない為の戦い・・・後ろ向きなのだよっ!!」

 「君の言うベストとは、自分自身が勝手に設定した限界だっ!!」

 「頑張るという言葉を慰めにつかうなっ!!その言葉は他者に贈るエールの筈だっ!!」

 「ベストを尽くした、頑張ったという言葉を呪詛のように繰り返し、君は自分を甘やかしているっ!!・・・あえて言おう、ガンプラに・・限界は・・・無いっっ!!」

・・・いいわぁ<(`・ω・´)

 最初の入店の時からの「サインは後でするっ!!」で子供から「すげ~、受け答えも3倍はえ~」女の子が惚れてからのバトル突入、

「何度でも付き合おう・・・ただし、閉店時間までだっ!!」

・・・と一連の流れがガンダム作品以前の芸術品としての作品として完成しすぎている。最後の「ガンプラに限界はないっ!!」・・と言ってる時のメイジンのグラサン下の目の楽しそうな目が少年なのがポイント<(`・ω・´)

 このメイジンというキャラクター、初代ビルドファイターズからこの正式続編の2作目のトライまで出ているキャラクターなんですが、やはりメイジンいないとビルドファイターズとして認めるわけにはいかない。キャラが魅力ありすぎてTHライナー<(`・ω・´)メイジン主役の外伝とかアニメ化してほしいですねホントに。

 今は何を勘違いしたのか3作目4作目は全く繋がりなく仮想世界とか訳の分からない事になってほとんどのガンダムファンとか見てないんじゃないでしょうか。まず仮想世界物のどこがいけないのかというと、

「アニメを見ている自体、俺ら消費者が仮想世界にいってるのに、何でアニメのキャラが更に仮想世界にいってんだよ」

・・・という2重の仮想世界になってて、まったく作品に感情移入できない。「所詮は仮想世界ものだろ」・・・という考えがあってそういう作品には全く感情移入できないのよね・・・・

 ま、その話はまた今度にして、今回はガンダムという作品を知らなくてもいい、このメイジンというキャラを紹介したかった、そのセリフから諸君には何かを感じていただきたかった・・・そういう事さ。

 このメイジンというキャラ、女性版の後に出てくる「レディ・カワグチ」しかり、君らのファッションにはツッコミどころ満載なんですが、行動も発言もファッションもあえてツッコませるのが作品の狙いなのよ。

 ちなみにメイジンカワグチのモデルになった「名人川口」って人はバンダイのガンプラの物凄い偉い人で実際にいます。

 君たちも毎日同じ事しかしてないダラダラした仕事や日常で、失ったものがあるのではないか?・・・そうでない事を願って止まないね・・・

⚫ 2020年6月6日 土曜日 長尾 亮




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