自分のための豊かな時間
歯をとても意識して大事にするようになったのはここ4年ほど。
4年前、まだ50代なのに前の歯がほとんどない方と知り合った。
歯のケアをおろそかにすると、こんな風になってしまうんだ。
恐ろしくなって、以前より念入りにブラッシングし、デンタルフロスも欠かさずに行うようになった。
その後、マインドフルネスを学び、さらに学びを深めるなかで、自分を大切にすることの大切さを学んだ。
その中で、必ず自分への慈愛を思い出すためには、歯磨きを自分への思いやりと思って行うと良いというアドバイスもあった。
一日3回、ながらではなく、3〜5分を自分のために使う豊かな時間。
気持ちが荒れている日は、自然とブラッシングが乱暴になる。
穏やかな日は、優しく丁寧に磨くことができる。
それは同時に自分と向き合う豊かな時間でもある。
歯が常に綺麗だと、歯を見せて笑うことにも抵抗がなくなる。
人と近づいて自分の口臭を気にすることもなくなる。
自分に対する思いやりが他者に対する思いやりにもつながっていく。
歯を大切にすることは、自他に優しくすることでもある。
さぁ、来月は自分へのご褒美に、年最低一回は行こうと決めている歯科検診にいこう。
私の歯さんへ。
いつも美味しく食べ物を食べられているのは、あなたのおかげです。
これからの人生もよろしくお願いします。