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社員旅行の幹事2名に聞く、沖縄でTryAngleが得たもの

ITコンサルティング・SESを通じて多種多様なクライアントのニーズに応えてきた株式会社TryAngle(以下TryAngle)。30名近いエンジニアたちが各現場に常駐しながら働く同社にとって、毎月の帰社日や不定期に開催される社内イベントは社員の親睦を深めるための貴重な機会です。今回は、2019年秋に実施された沖縄への社員旅行にて幹事を務めたという2名の社員に焦点を当てながら、TryAngleらしい社内コミュニケーションの醸成方法についてインタビューを行いました。
▼目次
[1]幹事となったきっかけは?
[2]果たして本当に親睦は深まった?
[3]沖縄旅行に点数をつけるなら?
[4]これからの課題や展望は?
[5]TryAngleが得たもの
[6]インタビュイーの紹介(1):平崎さん(入社2年目)
[7]インタビュイーの紹介(2):山田さん(入社7年目)

[1]幹事になったきっかけは?

──はじめに、幹事というポジションに就任した経緯は?

山田:僕は単純にイベントごとの企画が好きなんです。他に誰もやらないなら自分がやるぞ、と。基本的に当社では、トップが社員に何かを強制するようなことはありません。

平崎:食事をしていて”社員旅行、行きたいよね”という風な話題が出て、中でも私たち二人が盛り上がって、じゃあ企画や管理も私たちで担おうということになりました。

──沖縄以前にも会社として社員旅行の実績はあったのですか?

山田:過去には熱海や軽井沢に行ったこともありましたが、業績に準じてご褒美として企画されるようなイメージ。決して毎年の定例行事というわけではありませんでした。

平崎:今回の行き先である沖縄というのは、もはや直感で決めたようなもの。他には北海道やテーマパークといった案もありました。


──業務の合間に細かな計画を立てていかれたんですよね?

平崎:そうですね、二人で一緒に旅行代理店に行ってホテルや飛行機を決めて、大まかなプランも計画しました。泊まったのは北谷の四つ星ホテルで、2泊3日の旅。旅程は自由行動を中心にプランニングしました。

山田:あらかじめ一人あたりいくらまでという予算が決まっていて、その範囲内であれば旅費はすべて会社持ちでしたね。


──大変な瞬間もあったことと思います。

平崎:自由参加制だったため、参加者を期日までに確実に募るのが大変だったくらいかな。結果的に8割超の社員が参加してくれました。

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[2]果たして本当に親睦は深まった?

──現地での楽しい思い出を教えてください。

平崎:私は生まれて初めてのダイビングをしたり美ら海水族館に行ったりと、沖縄らしい遊びを満喫することができました。

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山田:社員の中にはアメリカンビレッジへ出かけて買い物をしたり、分厚いステーキやサトウキビアイスを食べたりした者もいたようです。私自身はホテルの周辺を散策するのが気に入りました。

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──楽しそうですね。旅を通じて社員同士の絆に変化はありましたか?

平崎:朝まで一緒に過ごすことで、互いの意外な一面が見えた瞬間もありました。普段は静かなタイプだけれどプライベートではおしゃべりになるんだな、など。仕事の話題はあまり出ることなく、やはり楽しく気楽な話題ばかりで盛り上がっていました。

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山田:実のところ、当社の社員同士って、もともと仲が良いんです。月1回の帰社日の際には、その月の業務報告会が終わると、お酒を持ち込んだりしながらオフィス内で親睦会が始まるほど。とはいえ沖縄に行ったことで、まだ入社して間もない社員と先輩社員が互いのことをよく理解し合うきっかけにもなったようで、日々の業務にも良い影響をもたらしていると思います。


[3]沖縄旅行に点数をつけるなら?

──幹事であり、社員の一員でもあるお二人。それぞれの旅に対する点数は?

平崎:幹事としても参加者としても、100点満点の旅でした。団体行動と自由行動の塩梅がちょうど良かったのか、社員からクレームが出たということもありませんでしたね。

山田:私も平崎さん同様、満点をつけます。20名近い参加者が東京を遠く離れて無事に帰ってこられたこと、現地で怪我をしたり体調を崩したりする社員もいなかったことに、幹事として安心しました。

──周囲の社員からの声は届きましたか?

山田:女性が1名のみ参加してくれましたが、ホテルが綺麗で素晴らしかったとの評価をいただきました。

平崎:私も複数名から明るい感想を耳にしました。文句が噴出することもなくよい声ばかりを耳にすることができて、幹事としての役割を無事に終えられたことにホッとしましたね。

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[4]これからの課題や展望は?

──今後の社内イベント開催にあたって、すでに計画はあるのでしょうか?

山田:今後も行き先の選定は私たちのアイデア次第。個人的には、北海道や東北方面といった涼しそうな地域に足を運んでみたい気もしています。

平崎:泊まりがけの旅に限らず、これまでにも井の頭公園で花見をしたり埼玉の嵐山でBBQをしたりと、社内行事を積極的に行ってきました。どれも費用は会社が全額負担してくれますので、得た利益を私たちにとてもよく還元してくれる会社だなと感じています。

──これは次に活かすべき、というような沖縄旅行での反省はありますか?

山田:何でもエンジニアの主体性を重んじる当社ですので、こうしたイベントはあくまでも自由参加制。しかし”いつも参加するメンバー”と”いつも参加しないメンバー”の差が明確になってしまっています。

平崎:今後は家族の同伴を許可すべきか、その際の家族の旅費をすべて会社がもつのかどうかなど、回を追うごとに細かなルールも必要になっていきそうです。

──やはり新型コロナウイルス感染症の収束を願うばかりですね。

平崎:現在は感染症拡大防止の観点から、社内イベントはほとんどストップしてしまっています。

山田:やはり社内イベントは社員同士の結束力の醸成に直結するもの。一日でも早く再開させたいところですね。

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[5]TryAngleが得たもの

インタビューを行ってみると、幹事として、そして参加者の一人として貴重な旅行の機会を全力で楽しむお二人の姿を存分に感じることができました。

沖縄への社員旅行を通じてTryAngleが得たもの、それはかけがえのない帰属意識と結束力と言えるでしょう。インタビュー内で山田さんが語ったように、毎月恒例の帰社日で社員同士が顔を合わせることによって信頼関係の土台となるようなものはすでに築き上げられていた同社。とはいえ、それはやはり「業務」や「オフィス内での付き合い」を前提としたものでした。

11月の沖縄は、東京の真夏に匹敵するほどの暑さ。汗をかきながら海に入り、普段はそう食べる機会のない沖縄の伝統料理に舌鼓を打ち、ホテルの部屋ではお酒を片手に語り合う。貴重な経験を通じて、通常の帰社日には垣間見ることのようなできない仲間の顔をシェアすることに成功しました。意外な一面も、想像通りの顔も、どれも仲間たちのもつ個性です。互いの存在を認め合い仲を深めることは、同じ目標に向かって進もための大きな原動力となっていくことでしょう。

加えて、社員の自由な発想力にすべてを委ねて、大きく包み込む会社の懐の広さにも注目したいところです。得た利益を社員が享受できるような仕組みを設けているところに、TryAngleの”太っ腹”な組織運営の姿勢を垣間見ました。同社のこれからに、どうぞご期待ください。

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[6]インタビュイーの紹介:平崎さん(入社2年目)

2019年に中途入社した27歳の平崎さん。前職でも現在同様にSESでのシステム開発を経験していたそうですが、当時の職場の人間関係に疑問を感じて、わずか1年足らずで退社を決断したそうです。

その後すぐに転職活動を始めた平崎さんがTryAngleに興味を持ったのは、選考のための面談の最中に行われていた帰社日の様子を垣間見たことがきっかけ。その和気あいあいとした雰囲気に、平崎さんは大きな安心感を覚えたといいます。

面談を通じて社長と話す中で、会社の利益を過度に追い求めることなく社員の成長を重視するような風土が浸透していることを知った平崎さん。エンジニアファーストの経営体制に大きな魅力を感じた結果、TryAngleへの入社を決めたそうです。

そんな平崎さんが入社してすぐにアサインされたのは大手保険会社の案件でした。クライアント先の営業担当がエンドユーザーのお客様に対して保険料金を計算するためのツールの開発を手がけたことでスキルアップにも成功。現在ではエンタメ・健康にまつわるアプリを開発する有名企業において、クライアント社内の業務効率を向上させるための自動化システムを作っているといいます。

彼が入社して驚いたのは、着実なステップアップが叶うということ。まずはプログラミングやコーディングから始めて次第に設計や要件定義といった上流工程にいたるまで、すべてをワンストップで手がけることができるようになったとのこと。

エンジニア歴3年目にして、上流から下流までのあらゆる開発フェーズをすべて全うしている平崎さん。エンジニアの段階的な成長を促すような土壌が整っているTryAngleには、一人ひとりの希望に耳を傾けて案件へとアサインするような体制が整っているようです。

[7]インタビュイーの紹介(2):山田さん(入社7年目)

現在47歳の山田さんも、先の平崎さんと同様に前職でもSESでのエンジニア業務に携わっていたそうです。ところが35歳の頃、実家のご家族の介護のために5年間に渡って休職することに。2015年に再び転職活動を開始して、TryAngleに出会いました。

選考の過程で印象的だったのは、書類選考と面談の間に代表の岩田と一対一で何度か食事をする機会をもらったときのこと。業界を5年離れた当時の状況やこれからやりたいことについて、真摯に耳を傾けてもらえたそうです。

しばらくすると岩田氏の方から山田さんに最適な案件があるから選考に進んでほしいとの打診があったといいます。さまざまな企業を転職先の候補に挙げていた山田さんですが、この申し出をきっかけにTryAngleならば自分にもっとも寄り添ってくれそうだと確信したとのこと。入社を決めると即現場に配属となりました。

それから数ヶ月が経ったある日、岩田氏はさらに山田さんが家族と同居する実家を直接訪問。山田さんがどのような環境のもとで育ち、どのような気持ちで仕事に向き合っているのかどうかを知るために、社長自らがわざわざ車を運転して訪ねてきたことに驚きを隠せなかったといいます。

TryAngleに入社後は、日系大手空港会社のVIP顧客情報を管理して接遇サービスを向上させるための業務システムの運用保守を担当するなどしてきた山田さん。彼が働くにあたっては二つの大きなこだわりがあります。一つは、その会社の規模が少数精鋭で、かつ創業期の只中にあること。もう一つは、エンドユーザーのリアクションが直接聞こえてくるような開発案件であることです。

そんな山田さんの希望に応えるべく、理想のキャリアプランに応じた案件を随時アサインしているという同社。社員が現場に不満を唱えれば、きちんと聞き取りを行って必要ならば配置転換も行うといいます。

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