話のネタは過去の自分
自分の今までの嫌な経験をどれほど昇華して、アウトプットしていけるのか。
きっとわたしはこの能力が高いのだと(勝手に)思っている。
わたしは自分が苦しんだ経験、悲しかった経験がネタになり、会話が広がることを実感している。
過去の嫌な経験だと、
精神病になったり、最低な彼氏がいたり(しかも何人も!)、仕事がなかったり。
30年も生きていると、嫌な経験って山ほどある。
こういう嫌な経験って、自分の中だけに閉じめる人が多い気がする。
特に自分が未熟だったとか、自業自得の経験とか。
人はみんなに認められたくて、褒めて欲しい生き物だからね。
逆に、つらい過去をどんどん吐き出して、場の空気をお葬式みたいにしちゃう人もいる。
これも「わたしこんなに頑張ってきたの!」って褒めて欲しいんだよね(きっと)。
でも、嫌な経験を、嫌な経験とだけ認識して、暗いムードで話すと、嫌×嫌×暗い=ズーン…、ってならない?
わたしは、せっかく楽しいおしゃべりの時間を暗くしたくないので、嫌な経験も明るく話すようにしている。
そうすると不思議と、気持ちの整理がついて、
「なーんだ、別に大したことないじゃん!」って考えられるようになった。
しかも、自分のダメダメだった過去を明るく楽しく話していると、自然と友達も増えて、周りとも仲良くなれた。
これって、自分の弱いところをどんどん出していったから、周りの警戒心も取れたってことだと思う。
完全無欠で鉄壁主義の人ってとっつきにくいし、こっちも臨戦体制になっちゃう。
できる範囲、言える範囲で自分の嫌な経験を披露しちゃうのは、人間関係を作る上でアリ。
でも、嫌な経験の直後とか、その場の雰囲気とか、明るく話せないこともある。
そんな時はひっそりと自分の心の中に眠らせて置くのがいい。
無理して話すことはない。
話せるようになったら、みんなと笑い合っておしゃべりすればいい。