ビジネス書読書会!(活字の先を求めて)
私の自己紹介を兼ねた新年の抱負その2です。
アフターファイブの私の顔の一つは読書会の企画運営者です。京都・大阪を中心に2018年は35回開催しました(東京にも日本経済新聞社さん、日経BP社さんとのご縁で2回出向きました)。2019年1月は5回予定しています。
ここでビジネス書の読書会でブームになりつつある読書法があります。ABD読書法というもので、2016年から大阪で公募で参加者を集めるようになり、主に京阪神で開催されています(この読書法の詳細は下記備考欄でご覧下さい)。
読書会というと①その本を事前に読み込まないと...②本全体の内容を理解できて自分なりに解説できないと...③そもそも読書は一人の世界でするもの、と考えがちなところ、本の内容と対話(Dialogue: ABDのDでもある)することに力点を置いて場を進行できるのがABD読書法のポイントだと考えています。
読書会を運営して感じたこと。読書は活字を追うのが目的ではなく、その先にあるものを体験したいのだな、と。それを本の属性に合わせて二軸で分類したのが本稿のトップにあるイラストです。黄色が本の分類、ベージュ色が読者が達成したいこと、青色が読書会運営者にとり意識して場を取り仕切りたいことです(あくまで個人的見解です)。ご覧いただくと、一人で読むのと全く違う世界観が広がっているのをお分かりいただけるかと思います。
読書会の運営者が自分を突き詰めようとすると、コツコツ関連知識を仕入れよう、人集めは大変(Facebookで大々的に募集してもバズるとは限らない)などなど気を揉むことはいくつもあります。それでも企画運営することに価値を見いだせるのは、参加者の方々が爽快な笑顔になり、Facebookなどで満足感あふれる投稿をして頂き、さらに友達を誘って下さる(インフルエンサーになっていただける)ことにあります。人と人とが加速度的に繋がっていきます。
こうして繋がる方々はご自身に対しても、世の中に対しても前向きな考えを持っていることがほとんどであり、参加者同士、SNSで仲良くコメントし合っているところからして、優良なコミュニティが出来つつあると感じています。
2019年はこうしたコミュニティをさらに広げ、世の中を少しずつでも明るくできるようにしようと考えています。
(補足)話題・視点を変えその3を日を改めて投稿致します。
■備考
ABD読書法公式WebサイトURL: http://www.abd-abd.com/
ABD読書法が人気のある理由(私なりのまとめ)URL: https://comemo.nikkei.com/n/n3061ee17ad19