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MLBトレカ発売前商品プレビュー・2023 Bowman Chrome Baseball

■はじめに

20年ぶりに渡米し、MLBを観戦してきました。その内容については別の記事で書きたいと思います。今回は、マイナーリーガーを中心にした商品「Bowman」系の商品となります。

■2023 Bowman Chrome Baseball の基本情報

商品概要


チェックリスト


■Bowman Chrome Baseballおススメポイント

有望なマイナー選手のChromeカード!

以前の記事でも紹介しましたが、商品名に「Bowman」と書いてある商品は、マイナー選手中心の収録になります。

上記の「Bowman Baseball」と特徴的には似ているのですが、大きく異なるのは、封入されているカードがすべてChromeカードという点です。通常のBowmanの場合、Chromeカードはパックの中に入っている中の一部でしたが、Bowman Chromeはパック内のすべてです。Chrome好きにはたまらない仕様ですね。

Bowmanには収録されていなかった選手が収録!

Bowman商品には大きく分けて、

  • Bowman Draft

  • Bowman

  • Bowman Chrome

の3種類が存在します。大雑把に言うと1年間で3期に分かれて、プロスペクト選手を封入している感じです。もちろん重なっている選手もいますが、その選手の活躍状況などに合わせて、「初収録」=1st Bowman名義の目玉選手を分割しているような印象もあります(例:ドラフト指名選手を中心に収録するBowman Draftに全体指名2位のDrew Jonesを収録せず、Bowmanに収録する)。

ですので、Bowman商品を購入する際は特に、「どの目玉選手・注目選手が封入されているのか、いないのか」に注意する必要があります。

レギュラーカードが入っている「Hobby」とサインカード3枚のみが入っている「HTA」の2種類

Bowman Chromeは、2種類の形式で販売されます。

◆Hobby版
Boxに2つのミニBox
ミニBoxに6パック入り、サイン1枚
1パック5枚入り

◆HTA版
Boxにサイン3枚のみ封入

レギュラーカードが欲しい場合はHobby版、サインのみでハイリスク・ハイリターンを求める場合は、HTA版という感じでしょうか。

■2023 商品の特徴をピックアップ

注目の若手選手が多数収録

今年のBowman Chromeで初収録される最大の注目株は、サンディエゴ・パドレス傘下所属のEthan Salas選手です。

若干17歳にして、MLBの全体プロスペクトランキングで5位に入るという有望ぶり。これが成長に時間がかかる「捕手」として評価されての順位というわけですから、その評価の高さが伺えます。既にAAまで昇格しています。残念ながらけがをしてしまったようですが、トレカ的にも期待値は非常に高い状況です。

正直、有望株のオートは近年、うなぎ上りに上昇しているため、なかなかシングル購入するのは容易ではありません。その意味で、開封で一発ヒットを狙うという方が、むしろ現実的なのかもしれませんね。

レジェンド選手の「1st Bowman」が登場!

今年のBowman Chromeの目玉の一つは、「過去に1st Bowmanが存在しない、レジェンドプレイヤーの1st Bowmanが初収録される」ということです。Bowman Chrome Prospects RetroFractor Variationとして

  • Babe Ruth

  • Robert Clemente

  • Johnny Bench

という往年のスーパーレジェンドプレイヤーの「1st Bowman」が発行されるそうです。8290パックに1枚ということで、690ボックスに1枚くらいの割合ですね。

アメリカのカード屋さんでは、Babe RuthのSuper Fractor(1/1)に「200000$の懸賞金をかける」というイベントまで企画されています。とんでもないことです。

https://www.dacardworld.com/blog/product-releases/dave-adams-announces-200k-bounty-for-babe-ruth-1-1-from-23-bowman-chrome-baseball/

なお、このレジェンドプレイヤーの1st Bowmanは、Hobby版からしか出現しませんので、ご注意ください。

新しいルーキーカードバリエーションが出現

新商品が出るたびにリフラクターの種類は増えています。

これに加えて、ルーキーカード限定で、チームカラーに沿ったバリエーションパラレル「 Rookie Color Run Variations (23枚限定)」というのも登場するそうです。もう何がなにやら……。

WBCユニホームのインサートカード!

この商品には、WBCユニホームのインサート「WBC Flag Refractor Variations」が封入されるようです。日本選手は、以下のメンバーが収録されています。



なお、サインカードは未封入のようです。

大谷さんはどのくらい封入されているのか?

base
WBC Flag Refractor Variations
※サインカードの封入無し

他の日本人選手の収録は?

吉田正尚さん
base
Bowman Ascensions
Bowman Ascensions Autographs
Chrome Rookie Autographs
Color Run Rookie Variations
It Came for the League
Rookie Short Print Image Variations
Rookie Short Print Image Variations Autographs
WBC Flag Refractor Variations

鈴木誠也さん
base

千賀滉大さん
base
Chrome Rookie Autographs
Rookie Short Print Image Variations

その他、上記WBC収録の選手

■こんな方にオススメ!

  • クロームカードが好きな方

  • 有望マイナー選手のカードが欲しい人

  • 初登場のレジェンドプレイヤーの「1st bowman」を狙いたい人

■1Boxからの期待値は?

◆Hobby版
直筆サイン= 2枚
2022 AFL Fall Stars= 2枚
Bowman Iconic= 4枚
Prospects Process= 1枚
Prospect Shimmer Refractors= 1枚

◆HTA版
直筆サイン= 3枚

■値段

MINTさん=Hobby 49196円、HTA=62000円

■過去の開封動画


■おわりに

いかがでしたでしょうか。ぜひ購入の参考にしていただければ幸いです。


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