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TCG初心者がDream Order始めてみた③ライオンズの先発投手陣考察(基本第3弾まで)

これまでの記事はこちら。

■ライオンズデッキを組もう

私は国内プロ野球では「埼玉西武ライオンズ」を応援しています。ですので、使うチームはライオンズ一択です。TCGの楽しみ方もいろいろだと思いますが、私はいわゆるライト勢。基本的に「使いたい選手を使う」ことを優先しています。とはいえ、せっかくやるなら勝ちたいですよね。

そこで、ほぼライオンズ限定でプレーしている私なりのカード解説・デッキ考察をしていきたいと思います。私も初めてTCGに触れて感じたのですが、このデッキ構築の時間が一番楽しいのではないか、なんて感じています。あくまでライオンズファンがドリームオーダーでライオンズデッキを組むなら……という記事なので、その点はご了承いただければ幸いです。

まず、投手陣から考えてみたいと思います。今回は先発から。

第1弾~第3弾までの先発投手は、以下のカードです。

先発陣の柱はチーム・ロンゲ

■コスト3のチーム・ロンゲ

コスト3のチーム・ロンゲ(知らない方はググってください)は条件付きDP7となっています。高橋投手は手札5枚以上をキープすればDP7、二塁か三塁にいるとダイスマイナス1。今井投手も1アウト以降は条件無しでDP7と先頭打者さえ抑えればかなり優位になれます。

◆高橋光成

ピンチのダイスマイナスも〇
手札5枚以上さえクリアできれば……

私は当初、このコスト3高橋投手を使っていたのですが、「手札5枚以上」が思ったより厳しいんですよね。手札7枚スタートで、基本的に1枚出しで勝負する形になります。5枚以上をキープしようとなると、たとえば後攻の場合でも、1~3番打者に対して最大でも(1枚、1枚、2枚)の手出し4枚で勝負しなければなりません。1枚出しの場合、覚醒できればDP13、それ以外の守備札だとDP12以下。上位打線に強いカードを置いているチームがほとんどなので、2枚出しをくらうと、このラインを超えられてしまうことが頻発します。

後述しますが、ライオンズは野手陣に「カードを引ける」「手札を5枚以上だと+効果」といったスキルを持つ選手が多いのでチームシナジーとは合致しているのですが、守備の1枚出しを基本線とせざるを得ないのは「なかなか厳しい」と感じてました。

◆今井達也

1死以降は無条件DP7

一方、今井投手の場合は1アウト目さえクリアすれば常時DP7と高橋投手よりは条件が緩和されます。前述したように攻撃陣に手札を増やせる選手が多いので、先攻でも後攻でも手札に窮する場面はないように感じます。まだ実践で今井投手を使ったことがない(2024年10月1日時点)ため、使ったうえでまた記述したいと思います。

この2人のコスト3先発を使う場合は、
【3(高橋)】or【3(今井)】

【1(水上)】or【1(松本)】or【1(平井)=交代直後のみダイスマイナス2】

【1(増田)】

あるいは
【3(高橋)】or【3(今井)】

【2(水上)=ダイス常時マイナス1】
↓↓
【0(アブレイユ)】

みたいな感じでしょうか。次回また解説しますが、1コスト中継ぎに抜きんでた投手がいないので、継投は結構悩ましい感じになりそうです。

■コスト2の先発 多種多様

コスト2の先発陣は個性があります。

◆平良海馬

ピンチに強い平良投手らしい特性

まず、平良投手。二塁か三塁に走者がいるとDP7に、さらにダイスマイナス1。強い。強いのですが、初期手札5というのはかなり心もとないところ。オープナーにもしづらい。平良投手を活用する場合、2コスト中継ぎの水上投手(後述)を継投してピンチを切り抜けていくイメージになるのかなと思います。

【2(平良=手札5)】

【2(水上=手札4、常時ダイスマイナス1)】

【0(青山か抑えアブレイユ=手札2)】

【1(増田=手札2)】

みたいな継投になりますでしょうか。が、やっぱり手札がかなり厳しい。手札5枚だと平良投手の覚醒札も手薄になるので、抑えるのに窮する印象です。ということで、現状かなり難易度高い先発と言えるのではないでしょうか。

◆武内夏暉

リアルではプロデビュー年から10勝
宝石のようなルーキー投手

次に、武内投手。第三弾封入のルーキーです。特徴はタイムポイントを消費して手札を増やせること。私はこの武内投手を愛用しています。武内投手の運用については、この後紹介する中継ぎの甲斐野投手との継投が前提になります。

出場するとタイムポイントを増やせる
武内投手との相性がバツグン

甲斐野投手は出場するだけでタイムポイント(初期値は3)を一つ増やせるので、武内投手との相性がとても良いからです。イメージとしては、初回の1アウト~2アウトでタイムポイントを1回消費して手札2枚を増やす。1回のノーアウト~1アウトでもう一度消費して手札を増やし抑えつつ、甲斐野投手の覚醒札を確保したうえで甲斐野投手に継投。3回1死くらいまで甲斐野投手で粘り、増田投手につなぐイメージです。この継投だと、【初期手札6】+【武内スキル4】+【甲斐野2】+【増田2】となり、守備札には困らない感じになるかなと思います。

◆隅田知一郎

手札の入れ替えとダイスマイナス

次に、第二弾の隅田投手。覚醒効果で手札1枚入れ替えとダイスマイナス1。かなり便利です。手札の入れ替えは手詰まり回避にもなります。ただ覚醒前提なので、勝負師打たれると無意味に。初期手札は6、DP上乗せも無しで、武内投手と比較すると私は安定感に欠けるかなという印象で選びませんでした。ちなみに第四弾(10月12日発売)で、新しい2コスト隅田投手の実装が公表されています。

タイムポイントで手札入れ替え

タイムポイントを消費した手札入れ替えスキルに変わります。初期手札も+1となりました。この隅田投手も甲斐野投手との継投が前提になるかと思います。サポートDPが弱いのがちょっと気になりますが、使い心地は試してみたいです。

◆高橋光成

リアルとは違いますがオープナー用先発

最後に、スタートデッキ版高橋投手。特殊能力のないDP6、手札7。この高橋投手を運用する場合は、オープナー仕様になると思います。具体的には、

【2(高橋=手札7)】

【1(松本=手札3)】

【1(水上=手札3)】

【1(増田=手札2)】

で、高橋投手はメインデッキに積まず、中継ぎ・抑えの3投手の覚醒を積む、いわゆる「中9覚」というスタイルですね。これまで紹介した中では手札的には最も安定しそう。特殊能力持ちがゼロなので、プレーヤースキルは求められるような気がします(困ったときのダイスマイナスとかが通用しない)。光成で1~2アウト、松本・水上で4~5アウト、増田で3アウトをイメージする感じでしょうか。これもまだ試せてないので、また感想を書いてみたいと思います。

(2024.10.7追記)
試してみました。とにかく手札の安定感が半端ないです(初期手札7ってこんなに安心できるんだ)。初回の打者2~3人目のタイミングで継投し、手札に2枚以上いる投手で継投しました。中継ぎ2人に特殊能力はないものの、守備時に手札に窮することは無くなりました。

ただ、積んでいたデッキがミートに寄りすぎて強振対策できず、強振ダイスを振られて長打を誘発してしまったので、その点対策が必要かなと感じました。「渾身の一球」(中継ぎなら両面DP+3)を入れて、安定感が増すか見てみたいと思います。

■終わりに

以上、第三弾までの先発投手について簡単にまとめてみました。絶対的なエースはおらず、好みで使い分けることができるのではないかなと感じています。

次回は、中継ぎ・抑え投手をまとめたいと思います。

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